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Check Clip to Evernote 2012.06.13up

自由奔放、独自のポストポップ。ガールズバンド、その名も赤い公園。

高校の軽音楽部の先輩・後輩の女子4人で2010年1月に結成され、変則的な曲展開とポップなメロディが絶妙のバランスで同居したサウンドで注目を高めてきたバンド、赤い公園。今年の2月には黒盤こと『透明なのか黒なのか』でメジャーデビューを果たし、5月には白盤こと『ランドリーで漂白を』をリリース。非凡なソングライティング力と女の子バンドらしい奔放さを兼ね備え、独自の“ポストポップ”を聴かせる4人にインタビューしました。

Profile

赤い公園 (あかいこうえん)

佐藤千明(vo&key)、津野米咲(g&cho)、藤本ひかり(b)、歌川菜穂(ds&cho)の4人からなるガールズ・バンド。2010年、高校の軽音楽部に所属していた佐藤、藤本、歌川の3名によるコピーバンドに、サポートギターとして先輩の津野が加入。2011年、自主制作デモ音源『はじめまして』を発売。以降、ライブハウス「立川BABEL」を拠点に精力的なライブ活動を展開し、カナダツアー(NATSUMEN、チーナらと)にも参加。2012年にミニアルバム『透明なのか黒なのか』でメジャーデビューを果たす。iTunesが選出する、今年ブレイクが期待できる新人アーティスト企画「Japan Sound of 2012」にも選ばれた。
公式ホームページ

──もともとは、高校の軽音楽部でギターの津野さんだけがひとつ先輩だったそうで。

歌川「そうですね。最初はわたしたち3人がコピーバンドをやっていて。最初はサポートで入ってもらったんですけど、オリジナルを演奏するようになってから正式に加入してもらいました」

──コピーバンドの時期はどんな曲を演奏していたんですか?

歌川「東京事変さんとかチャットモンチーさんとか。土屋アンナさんの『rose』もやってましたね」
津野「彼女たちはコピバンとはいえライブハウスに出演してライブをよくやっていたんですけど、ライブが決まっていたのにギターが抜けてしまって。そこに私が引きずり込まれた感じです」

──でも、今の赤い公園のオリジナル曲はすべて、津野さんの作詞・作曲によるものばかりですよね。さらにはプロデュースまで。

津野「そうですね。乗っ取った形になっております(笑)」
歌川「(津野さんは)憧れの存在でしたね。ギターもかっこいいしオシャレで、神的な存在でした」
藤本「“神に乗っ取られたバンド”です(笑)」

──なるほど(笑)。でも、赤い公園の音楽性は、実際にちょっと神懸かったところがあるというか(笑)。アバンギャルドなオルタナのようなギター・サウンドを聴かせる一方で、メロディはとても叙情的でポップだったりと。津野さんはもともとどんな音楽が好きですか?

津野「いっぱいあり過ぎてどこから話していいのかわからないんですけど、小田和正さん、ユーミン、カーペンターズ、サイモン&ガーファンクル、アース・ウィンド&ファイアとか、ペイヴメントとか…。あと、子供の頃にバレエを習っていたので、チャイコフスキーやドビュッシーも好きでした」

──どちらかと言うとポップス好きなんですね。

津野「そうですね。ロックバンドとかはあまり聴いていなくて、今もアイドル大好きですね」

──ちなみに、アイドルだとどのへんを?

津野「最近だとフェアリーズとC-uteと、ももいろクローバーZも曲が良いし…。キュンときてザーッと泣ける曲が好きですね。アイドル以外でも、いきものがかりの『帰りたくなったよ』とかも泣いちゃいますし、合唱曲とかでも泣いちゃいますね」

──泣ける曲、というのがツボなんですか?

津野「泣きのコード進行、みたいなのはすごく好きですね。邦楽のロックはあまり聴かなかったんですけど、メロコアのdustboxはすごく好きで。泣ける曲をゆっくりやるんじゃなくて、アップテンポで演奏して気が付いたら泣けているというのがロマンだなと」

──それは赤い公園の楽曲にも少し通じるかもですね。サウンドは変則的な展開をしたりするけど、実はメロディは泣ける美しいものだったりするので。

津野「そうなんですよ! 実は全曲に泣けるメロディを入れていたりするんですけど、あまり気付いてもらえなくて。たぶん変なことをしようと思えば、それは誰でもできると思うので。いい曲を作ろうとしてますね」

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