新歌舞伎座跡、19年秋にホテル開業

2016.4.4 16:00

「新歌舞伎座」跡にできる「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称)

(写真2枚)

大阪・ミナミの新歌舞伎座跡地(大阪市中央区)に、冠婚葬祭大手のベルコが初めて手掛ける都市型ホテル「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称)を2019年10月開業することが発表された。

歌舞伎をしない歌舞伎座として有名だった「新歌舞伎座」。老朽化などのため2009年6月に閉館され、2010年に大阪上本町駅南側の近鉄劇場跡地「上本町YUFURA」の6階に場所を遷し、2代目「新歌舞伎座」がオープンしたが、難波の跡地は工事用パネルで覆われたままで、近隣の住人たちからもその動向が注目されていた。

「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称)のイメージ図
「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称)のイメージ図

新たに建築される「ホテルロイヤルクラシック大阪」(仮称)は、地下1階、地上19階のビルになる。設計は、「スターバックスコーヒー 太宰府天満宮表参道店」や「朝日放送新社屋」を手掛けた建築家・隈研吾氏。低層部はこれまでの新歌舞伎座のファサード及び屋根の一部を継承したデザインとし、長く難波の街に馴染んできた建築を保存する意匠だとか。工事は今年6月に着工される予定。

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