役者はもちろん、脚本家、カメラマン、照明、美術、数多くのスタッフを操り、「映画」という総合芸術を作り上げていく司令塔こと、映画監督。多くの人の心を動かす映画ができるまでの苦悩や葛藤、そして、感動や喜び。そんな監督の頭のなかをのぞいたインタビューを一挙にご紹介!
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「神様と怪物、両方を兼ねた存在」
山崎貴監督
『シン・ゴジラ』の次という重圧のなか、見事にゴジラを描いた監督を直撃。
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「映画は奇跡を呼べる」
アルノー・デプレシャン監督
映画ファンを魅了し続けてきたフランスの名匠、映画ならではのマジックとは。
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「この2人が条件だった」
齊藤工監督
映画監督としても注目を集める齊藤工に、評論家・ミルクマン斉藤が直撃。
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「これが撮れて本当にうれしい」
三原光尋監督
名優・藤竜也とともに、約20年の歳月をかけた3部作の最終作に込めた想い。
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「VRだからこそできた」
清水崇監督
ホラー映画界の巨匠・清水監督による最新作、女優・生駒里奈ともに話を訊いた。
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「観たことのない2人を」
藤井道人監督
岡田准一&綾野剛で描いたクライムサスペンス映画『最後まで行く』について。
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「日本映画の王道」
成島出監督&役所広司
詩人・宮沢賢治の生涯を父親の視点を通し、あたたかい家族の絆を描いた作品。
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「彼女の目は特別」
アンシュル・チョウハン監督
癒えようもない苦しみにとらわれた3人の葛藤、「魂の救済」に挑んだ問題作。
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「あれが映画のキーショット」
大友啓史監督
木村拓哉&綾瀬はるかを迎えた大作映画『レジェンド&バタフライ』について訊く。
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「職人的な感覚で・・・」
原恵一監督
2018年『本屋大賞』に輝いた辻村深月のベストセラーをアニメーション化。
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「10年間の思いを作品に」
新海誠監督
超話題作『すずめの戸締まり』の新海誠監督に現在の心境について話を訊いた。
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「成長なのか変化なのか」
夏目真悟監督
悪魔的融合を果たしたアニメ『四畳半タイムマシンブルース』、夏目監督に訊く。
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「突出した才能の持ち主」
原田眞人監督
岡田准一との3本目のタッグとなった『ヘルドッグス』について、原田監督を直撃。
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「映画には『深み』が必要」
西谷弘監督
『ガリレオ』シリーズなどを手がけ、映画界でも活躍する西谷弘監督の演出術に迫る!
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「映画監督として終わっても・・・」
川和田恵真監督
クルド問題を「物語」として描いた川和田恵真監督と主演の嵐莉菜に話を訊いた。
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「室町なめんなよと」
湯浅政明監督
アニメ映画史を揺るがす大傑作『犬王』、世界的アニメーション作家・湯浅政明監督を直撃!
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「やれることを全部試してみようと」
白石和彌監督
若き名匠が新たに挑んだ櫛木理宇の最高傑作『死刑にいたる病』映画化について訊く。
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「テロップだと仕掛けが生きない」
松居大悟監督
テロップ全盛時代、どこまで伝えるか。松居監督と映画評論家・田辺ユウキが語った。
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「人間の欲望であり熱情」
廣木隆一監督
SMの世界で交流する2人の男女を描いた野心作について、廣木隆一監督を直撃!
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「積み上げてきたものがゼロに」
堤幸彦監督
コロナ禍で厳しい現実に直面したヒットメーカー。50本目の映画監督作について話を訊いた。
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「悪者にも寄り添った」
李闘士男監督
つぶやきシローの原作小説を映画化、李監督が描く「家族の物語」とは。
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「一番尊敬してる人」
劇団ひとり監督
ビートたけしの自叙伝『浅草キッド』を映画化、監督・脚本の劇団ひとりを直撃。
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「動き出すための気づきを」
清水康彦監督
カルト的人気を博したカナダ映画『CUBE』、公式リメイク作品にかけた思いとは?
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「ずっとコロナと闘ってきました」
上西雄大監督
映画『ひとくず』で主演・監督をつとめた上西監督。1年以上のロングラン上映について心境を明かす。
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「何が起きたかを感じてほしい」
アルチュール・アラリ監督
実在の日本兵・小野田寛郎さん。フランス人監督が彼を映画化しようと思ったワケとは。
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「色を付けたくなかった」
園子温監督
『冷たい熱帯魚』『愛のむきだし』などで知られる園監督。初のハリウッドデビュー作について語る。
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「見せたいのは言葉ではなく…」
濱口竜介監督
カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した『ドライブ・マイ・カー』で、本当に描きたかったものとは。
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「虚構が現実をさらけ出す」
細田守監督
過去作『サマーウォーズ』から約10年ぶりに描く仮想世界に込めた真意を細田監督に訊いた。
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「作り手側の誠意だと」
白石和彌監督
「日本映画史に残る悪役」を描きたかったという白石監督。最凶最悪なキャラに込めた思いとは・・・。
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「自分が励まされる映画に」
品川ヒロシ監督
6年ぶりの監督作品『リスタート』。品川作品の共通点、作品に込める「死」への思いなどを訊いた。
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横浜初めて描く「家族愛」
横浜聡子監督
6年ぶりとなる長編映画『いとみち』。初めて描く家族愛への考えや撮影の裏側などを訊いた。
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「彼女らのバックボーンも影響」
藤元明緒監督
日本で不法労働をする3人のベトナム女性を描いた今作について、監督にインタビュー。
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「これからって役者さんばかりだった」
今泉力哉監督
映画初主演となる若葉竜也を中心に、今後の活躍が期待される若手俳優が多いキャストについて。
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「努力を肯定したかった」
吉田恵輔監督
監督自身のボクシング経験とそこで出会ってきた人たちをモデルに描いた映画『BLUE/ブルー』。
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「女の敵は女じゃない」
鈴木祥監督、芳賀俊監督
映画を撮り始めた理由から、作品に描かれた実体験まで、映画通ならではのエピソードを…
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アイドルの恋愛と卒業
今泉力哉監督
松坂桃李演じる主人公・劔が、ハロプロヲタクの集まりである「恋愛研究会。」の一員となり…
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「失敗する確率を下げる」
西野亮廣
原作・脚本だけではなく製作総指揮もつとめた西野亮廣に、これまでの足取りとともに話を訊く。
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「青春の名残りを追い続けてきた」
井筒和幸監督
8年ぶりの新作『無頼』は、ひとりのアウトローの生き様から戦後日本を映し出す渾身の大作。
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「映画の根本の部分は、障害と正常」
竹内洋介監督
『第57回テッサロニキ国際映画祭』で最優秀監督賞を受賞したこの作品への想いを訊いた。
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「辛くても生き抜いて」
はるな愛監督
「伝説のゲイボーイ」として有名な吉野ママと客たちのやり取りを描いたドキュメンタリー映画。
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「リアルではなく摩訶不思議に」
手塚眞監督
漫画家・手塚治虫の実子である手塚眞監督が、名作のひとつ『ばるぼら』を映画化。
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「若い人にいつでもバトンを」
黒木瞳監督
内館牧子原作、女優・黒木瞳による2度目の監督作『十二単衣を着た悪魔』について話を訊く。
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「この2人の芝居を見たかった」
土井裕泰監督
実際の事件をモチーフにした今回は、特にリアリティを出すため脇を固める豪華俳優陣が集結。
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「知っていかなければ」
上西雄大監督
児童虐待の悲惨さを知り、脚本を書いたという上西監督。おぞましさだけでなく温かく感動作。
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「ステレオタイプにしたくなかった」
大森立嗣監督
『日々是好日』など、ヒット作を手掛ける大森監督。主人公は、6年ぶりの主演となる芦田愛菜。
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「背徳感を表現するのは難しい」
行定勲監督
男性同士の恋愛を描いた名作『窮鼠はチーズの夢を見る』。生々しさを感じる俳優陣の…
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「工藤さんは吹っ切れるタイプ」
古厩智之監督
青春時代ならではのきらめきと人間模様を描いてきた古厩監督と元モーニング娘。の工藤遥がタッグ。
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「障害もないのにうまくいかない恋愛」
行定勲監督
行定監督が後輩へ「小説を映画化するのならエンタテインメント小説よりも純文学がいい」と…
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「誰しもが加害者家族になり得る」
内藤瑛亮監督
特別支援学校で教員として勤務していた経験もある監督が、少年事件と私刑が…
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「次が撮りたくてしょうがない」
新海誠監督
米アカデミー賞にも出品が決まった『天気の子』、新海誠監督が込めた明確な意思とは?
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「スキルの高さに驚いた」
白石和彌監督
2018年『孤狼の血』で映画賞を総なめし、常に新作が待望される映画監督・白石和彌。
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「もっと広い意味での愛、恋愛の先」
石井裕也監督
34歳にして日本を代表する石井監督。初の少女マンガ原作でさらなる石井ワールドを展開!
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「正しい答えを決めつけない」
今泉力哉監督
角田光代による濃密な片思い小説を映画化、口コミで話題となった『愛がなんだ』について。
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「だから、人間が一番面白い」
水谷豊監督
轢き逃げという日常に潜む事件を題材に、人間の底知れぬ心情をあぶり出す映画監督・水谷豊の真骨頂。
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「画力とリズムは参考にしてます」
片山慎三監督
地方都市の暗部に切り込み、兄妹が生きるために売春に走る…。家族の本質を問うた初長編作品。
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「やっとチャンスをいただいた」
照屋年之監督
ガレッジセールのゴリが本名で監督・脚本を手がけた映画『洗骨』について、10年分の思いを語る。
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「悔いの上で人生は成り立っている」
三木孝浩監督
不思議な力を持ってしまった青年が、最愛の女性の「死」に立ち向かう姿を描いた作品について。
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「ガンダムの新時代が広がっていく」
脚本・福井晴敏
映画『機動戦士ガンダムNT』の脚本を手掛けた作家・福井が、少し変わりつつあるガンダムについて。
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「むしろここがスタートなんですね」
吉田恵輔監督
最大の褒め言葉として「変態!」がもっとも似合う吉田監督が、次なる題材に選んだのは…
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「本当に言いたいことは違う」
濱口竜介監督
『ハッピーアワー』が数々の映画祭で絶賛、その名を世界に轟かせた濱口監督。そんな彼が惚れ込んだ…
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「感謝したい人がいる、を映画に」
細田守監督
日本を代表するアニメーション映画監督として、次作への渇望が尽きない細田守。その最新作について。
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「なぜ殺してはいけないのか?」
瀬々敬久監督
『ヘヴンズ ストーリー』、『64−ロクヨン−』などの瀬々監督が放つ新たな問題作『友罪』は…
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「アイドルでアングラ映画をやる」
白石和彌監督
北原里英主演のアイドル映画でもあり、冒険映画でもあり、それでいて現代が孕む問題を生み出した…
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「あざといが上手い、が今の風潮」
吉田恵輔監督
森田剛主演の映画『ヒメアノ〜ル』でジャニーズファンを震撼させた吉田監督。新作はオリジナル脚本…
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「共感のなにが楽しいんだ、と」
白石和彌監督
共感できない人物しか登場しないのに、なぜか愛おしい映画『彼女がその名を知らない鳥たち』を訊く。
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「僕は集大成だと思っている」
行定勲監督
島本理生の代表作を行定勲監督が映画化した『ナラタージュ』。「12年待った」配役について。
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「ぎりぎりまで・・・一番大変だった」
是枝裕和監督
福山雅治と役所広司主演の映画『三度目の殺人』で、すさまじい凌ぎ合いの心理サスペンスを展開。
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「撮れなくてもいいから、と」
廣木隆一監督
名匠・廣木監督が郷里・福島の現在を、憤りを抱えながらも、逆に淡々と描いてみせた渾身の一作。
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「時代性を意識した映画作り」
入江悠監督
映画『22年目の告白−私が殺人犯です−』で語った、入江悠監督が抱くひとつの悩みについて…
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「映画の到達点ではなく出発点です」
石井裕也監督
詩人・最果タヒの詩集を映画化、『夜空はいつでも最高密度の青色だ』について…
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「挑戦しないと作る意味が無い」
河瀬直美監督
カンヌ映画祭の常連にして、奈良在住の河瀬監督が挑んだ弱視のカメラマンのラブストーリー映画。
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「どの次元か分からないのがいい」
瀬田なつき監督
長編デビュー映画『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』で衝撃をまき散らした瀬田監督の新作は…
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「ロマンポルノは作家刺激する」
中田秀夫監督
かつてのように、映画監督の登竜門となることを期待したい「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」…
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「原点を、ここで一度刻んでみたい」
深川栄洋監督
情感あふれる演出で魅せる深川監督が、若い俳優とのコラボとした映画について語る…
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「後悔の残る別れ、誰しも経験がある」
西川美和監督
妻を亡くしても泣けなかった男が、他人の家族と関わることで生まれた発見と変化を繊細に描き出す…
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「自分の能力を発揮できた映画」
山下敦弘監督
『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』に続く、孤高の作家の小説を映画化した『オーバーフェンス』。
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「ニューシネマを撮ってやろうと」
熊切和嘉監督
『夏の終り』など文芸作品で知られる熊切和嘉監督。実はプログラム・ピクチャー的作品が大好きで。
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「トラウマになるくらいの衝撃を」
白石和彌監督
憎めない人間たちを生き生きと描き、日本映画界に鋭い一石を投じた快作『日本で一番悪い奴ら』。
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「映画の力を信じてます」
黒沢清監督
国際的な評価の高い映画監督・黒沢清の新作、評論家・ミルクマン斉藤が話を訊いた。
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「テラフォーマーは基本、俺(笑)」
三池崇史監督
大人気コミックを実写映画化した『テラフォーマーズ』。主演・伊藤英明とのタッグでメガホンをとる。
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映画祭史上初となる6冠の才媛
酒井麻衣監督
2014年に京都造形芸術大学・映画学科を卒業したばかりの新鋭監督。注目を集める今の心境。
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「今後活躍するだろう7人の今を」
小泉徳宏監督
広瀬すずが生き生きとした演技で魅せる映画『ちはやふる』、若手起用に定評のある小泉監督に訊く。
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「人と人とは分かり合えない現実」
岩井俊二監督
自身が原作、脚本もつとめた最新作『リップヴァンウィンクルの花嫁』。主人公を演じたのは黒木華…
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「今に沿ったストレートな青春映画」
大根仁監督
大人気コミック『バクマン。』を、佐藤健&神木隆之介とともに大根仁監督が実写映画化。
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「僕は大阪をずっと避けてきた」
山下敦弘監督
「渋谷すばる×歌×味園」をテーマに、大阪に真正面から向き合った作品について語る
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「亀梨和也の代表作にしたかった」
入江悠監督
「昔の日本映画の娯楽と、観て育ったハリウッド映画を融合」という夢の映画作り
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「ハッピーエンドにいけない」
タナダユキ監督
「性」と「生」、なにも解決しないリアルを描く「だからグルグルしてるんですけど(笑)」
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「人生の分岐からの過程が映画的」
細田守監督
繊細かつ生命力にあふれた感情表現、そして潔くも清々しい物語・・・細田守監督の新展開。