占い

カメリア・マキの魔女占い

Profile

カメリア・マキ・ダークムーン

『SAVVY』誌では創刊時よりホロスコープを担当。アメリカで魔女学を修め、当時の全米魔女協会より魔女名・Darkmoonを受けた日本人初の魔女。池袋コミュニティカレッジで魔女学の講師を務めた後、現在北海道でカルチャースクール講師、弟子の養成にあたる。著書に『魔女のメッセージ』などがある。

魔女の近況2024.10.15 Update

ある日突然現れた紫金山ーアトラス彗星。

 

以前から観測されていたのだろうけれど、大きく報道され始めたのは数日前。

 

肉眼でも観測できる一等星の明るさになり、日没以降すぐに西の空に見える金星の近くという好条件で

 

にわかに注目されたらしい。

 

思えば天文学や天体観測が身近になったのはここ百年くらい。

 

それ以前、日食や月食、彗星の出現は『異変』とされ、地上に重大な変異をもたらす予告として恐れられた。

 

『月』や『火星』の輝きを観測して、政変や自然災害を予告する占星術師や陰陽師が専門職として

 

処遇された時代もつい最近まであった。

 

その時代のプロたちなら、この現象をどう読み解くだろう。

 

彗星は天蠍宮を通過中。

 

この星座は古代エジプトの時代、冥界の王『オシリスの船』と呼ばれ、他の星座とは別格だった。

 

現代で見れば、現在戦乱状態にある国を支援する強国の大統領がこの星座生まれ。

 

これは偶然なのか。

 

私がいにしえの国王に仕える占い師だったら、どんな条件であろうとすぐに戦争を停止するよう働きかけることを

 

進言すると思う。敗北に見えたとしても、それが長い目で見れば国家と国民を守り、

 

文化が伝えられて行く限り、民族は不滅であり続けられるはずだから。

 

夕方、街を歩くと交差点で西の空を見上げる親子を見た。

 

彗星、見えたかなー

 

この平和を守り続ける責任が、政治家にはあると思う。

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