人間関係や環境を司る強力なポイントの影響下を通過中。探せば必ず相談相手や協力者が見つかるという頼もしい運勢ではあるが、２０１９年３月から入って来た天王星は、改革や革新の意欲を高めるものの、予期せぬ出来事や予想外の展開を人生にもたらすという側面も持つ。人間関係や環境がある日突然変化するという事態も起こりやすいこの時期、普段から信頼できる人たちとの交流を心がけ、気まぐれや思い付きで行動するより、動き出す前にはまずひと言相談するのがおすすめ。周囲の理解や応援があれば、思い切った飛躍のきっかけとすることもできる、大切な時期。

しばらく低迷状態の続いた人も、８月２１日以降は活動の星・火星の支配下に入るので、活発に動き出せる。今まで停滞していた物事にも処理と解決の方向が見え、やる気や元気もよみがえる。でも、１０月２１日以降は拡大が制約され、ブレーキがかかる。この時期を不調と思わず、冷静さを取り戻すよい機会と前向きに受け止めることができれば、運勢はより安定に向かう。長い目で将来の生活設計にも気を配り、人生の土台作りを改めて見直すには最適の期間。その日の気分に左右されず、時々は立ち止まり、考える時間を大切に。　

低迷から急上昇と、運勢の振れ幅が大きな時期。特に金銭管理では、安定した定収入がある人以外はあるときとないときの落差が極端になることも。働き方は運勢というより環境に左右されるところが大きいけれど、１０月２９日、運勢が上昇を始めるまでの間は守りの姿勢で物価高を乗り切る気持ちでいるのが一番。この時期に忍耐と自省を身につけておけば、いつか余裕の生活ができるようになったときもきっと役に立つ。どちらかと言えば金銭管理にはなりゆき任せなかに座生まれには、厳しさを学ぶよい機会となることも。

好調。仕事や社会活動でも持ち前のリーダーシップを発揮することができる。難問は時間をかけて根回しを試みれば、あなたの思う方向に事態を動かすことができるが、なぜかこの時期、身近で人間関係のトラブルを見聞きする機会が増える。あなたが原因というわけではないのに、頼りにされたらつい何とかしてあげたくなるこの星座の面倒見のよさが、余計な仕事を増やし、無理難題を抱え込む結果になっているのかも。同情はほどほどが無難。人間関係にはほどよい距離を保ち、噂話や悩みの相談には深入りせず、まず自分の仕事や役割第一で過ごすことが課題。

何はなくとも人間関係。安定した組織にいる限り、あなたの立場と生活は守られる。自営や自由業の人も、環境や取引でつながっていれば同様。上司や部下、同僚に多少気の合わない人がいても、問題なく過ごせる時期。ただ、１０月２９日から１２月２０日までの間は、人の失敗や不備を押しつけられ、背負い込むことにならないよう、警戒も必要。組織第一で今までは出来の悪い人間のフォロー役に回っていた人も、もしものときは責任の所在を明らかにできるよう、メールやコミュニケーションの過程は消去せず保存を。

試練の時期を通過中。環境や仕事を変えたい気持ちが強くなるが、不調は個人的なものだけでなく、半ば社会や国際情勢が原因でもある。何とかしようと焦るより、次の活動のための休眠期間と捉え、無駄な資金や体力は使わず、温存第一で乗り切るのが一番。１０月末からはひと息つける時間がとれるが、先行きの見通しはまだ立てにくい状態。余裕のあるうちに生活や収支を見直し、本当に必要なものとそうでないものを考えるにはよい機会。多額の出費や投資は現段階では見送りが賢明。

想像力や創作力は高まるが、環境と人間関係の逆風はまだ続く。観客を必要としないアーティストは、１０月末から１２月中旬の間に歴史に残る作品ができることも。でも、社会のなかで生き、収入を得なければならない人は、個人的な好みより、収益につながることを迷わず選択するべきとき。新しい仕事や環境を求めるなら、内容より時給や月収を優先して仕事を選べば、それなりの場所も見つかりそう。人間関係への気づかいより、肉体労働と体力に自信のある人は特に有利。心であれこれ思うより、割り切りが必要な時期。

拡大と発展の運勢だが、そのエネルギーをどちらに、何に向けるかが問題。自分で積極的に目標を探し、行動を起こすより、今ある資金や役割をどう配分するか、どちらかといえば裏方の役割に回ることで、実力や才能が十分に発揮できる時期と言える。周囲をリードしたい人には自分を押さえる我慢や忍耐も必要だが、長い目で見ればここで動きを止めて待つことで、周囲はあなたにより有利に展開するという見通しも。その場の雰囲気や気分に左右されず、まず落ち着いてなりゆきの見極めを。

周囲に押されて動き出すとき。期待や応援による立場や役割は、前向きに引き受けて問題はない。何かと出費の増える時期ではあるけれど、この時期の支出は決して無駄にはならず、いつかきっと自分自身に返ってくる。いわば、積極的に経済を回す役割に立つとき。その結果、思いがけない展開や出会いのチャンスもまた増える。現状維持を目標にするだけでなく、今いる場所でできること、今だからできることに目を向け、チャレンジを。組織作り、新しいグループや仲間集めにも最適の時期。

波乱と激動の時期を通過中。職種や環境にもよるが、組織のトップや経営者に近いところにいる人ほどこの傾向は強い。半ば時代や国際情勢のせいもあるけれど、予断を許さない運勢であることは間違いない。でも、追い詰められるほど意外な発想やアイデアが湧いてくるこの星座だから、周囲が思うほどの悲愴感は本人にはないのかも。ただ、応援や協力を求めなければならないときに黙ってしまう悪いクセが突出し、理解者や協力者を遠ざけてしまうことのないよう、配慮も必要。能力や才能を評価してくれる人たちとは、仕事と割り切るだけでなく、いい意味で公私混同のコミュニケーションを大切に。

運勢は周期的に変化する。先行きの見通しが立てにくい状態はまだ続く。２０２２年の前半は比較的安定していたはずだが、今一度気持ちを引き締め、周囲の変化を冷静に観察したい時期。過去の経験や今までの実績が、必ずしも信頼できるとは限らない。移り変わる情勢のなかで、今まで以上に柔軟な対応と、現場処理を心がけつつ乗り切るのが一番。１０月末から１２月、運勢は再び上昇するが、この時期は新規計画より、着実な土台作りを目標に、必要ならば軌道修正を考えるよい機会となりそう。