『Meets』編集部の余談。

“ちょうどいい”酒場を求めて。

2020.5.7 08:00

カテゴリ:編集部の日々

現在発売中の「京都の酒場。」特集。表紙をよく見ると、 酒場から、“ちょうどいい”というフキダシが。そう、今回の正式な特集タイトルは、「京都の“ちょうどいい”酒場。」なのです。

では、“ちょうどいい”酒場とは!? 

いろんな人にとってのちょうど良さがあると思いますが、そのちょうどいい例として、居酒屋[おおはし]を見てみましょう。取材前に地元ライターの方々にお願いしたアンケートで、挙がる率がNo.1だった店です。

今日はひとりで一杯な気分のとき。カウンターに座って、ちょこっとずつ盛りに、刺し身も一人前でと頼めば、隣のグループ客をうらやむことなく満足な時間が過ごせます。町家の雰囲気も心地よく、リラックス感あり。

会社帰りに仲間と突然飲みに。立って飲めるスペースもあるから、カウンターが埋まっていても滑り込める率高し。飲み会帰りなのに満たされない気分の方もどうぞ。翌2時閉店ゆえ、飲み直しはもちろん、深夜に具材たっぷりのちゃんぽんでシメも可能です。

巻物状のメニューには、肉好きも魚好きも野菜好きも満足させる料理がずらり。けんかや遠慮は不要です。お酒だって、ビールは生も黒もクラフトも。日本酒、自然派ワイン、お茶割り充実のチューハイラインアップ…。見事という他なし。

お子さん連れの食事会や大人数での飲み会は、2階の座敷を貸し切りで気兼ねなく(4名〜、要予約、基本はコース料理)。

店主の大橋恭輔さんの願いは「日常になじむ店」であること。まさに、日常の様々なシチュエーションや気分を受け入れてくる懐の深さが、あらゆる世代に “ちょうどいい”のかも。こんな店が近所にあるといいなあ…。ちょうどいい一例でした。他にも魅力的な酒場がたくさん! ぜひ誌面をご覧ください。

写真/エレファント・タカ


おおはし
[三条猪熊]
京都市中京区三条猪熊町626-1
TEL 075-406-7201
17:00〜翌2:00閉店
日曜休(月曜が祝日の場合は営業)

◎他にも、“ちょうどいい”酒場が!
https://www.lmagazine.jp/meets/

◎電子書籍はこちらから
↓kindle

※楽天kobo/Rederstore/ブックパス/Kinoppy/googleブックス/角川BOOK WALKER/honto/Apple Booksなど順次発売されます。

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MeetsRegional編集室 1989年創刊以来(今年で31年目突入!)、関西の街をフォーカスし続けるリージョナル・マガジン。編集部員をはじめ、誌面に携わるさまざまなスタッフが自分の足で探してきた店や人、モノやコトを、私感たっぷりにご紹介。街や酒場の“ゴキゲン”を言い訳に、どうにも飲める(飲み過ぎる)スタッフ多め。現在、「WE♥酒場」をキャッチフレーズに、酒場にまつわるエトセトラを12カ月連続で特集中。毎月1日発売。

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