『Meets』編集部の余談。

今週末、飲みたいワイン。 第1回

2020.5.1 17:00

カテゴリ:お酒

家飲みの日々が続くなか、偶然立ち寄った天満橋のワインショップ[salvis wine & records]で、お薦めのヴァンナチュール(自然派ワイン)の複雑な味わいに開眼。カタカナや専門用語が苦手な人でも楽しめる! 週末に飲みたい、小さな作り手による物語のあるワインを紹介します。


第1回
おいしいワインが知りたくなった。

お酒はビールor日本酒党。ワインは飲むなら白(甘くないやつ)。難しい専門用語が苦手で、ブドウ品種の区別もおぼつかないワイン超初心者の編集G。でも、[salvis wine & records]で相談しながら選んでもらったヴァンナチュール(自然派ワイン)は、見たことのないおしゃれなラベルと複雑な味わいがとても印象に残り、他にもいろいろ試してみたい気持ちに。聞けば家族経営などの小さなワイナリーのワインを中心に扱っているとか。そこで、そのワイナリーのちょっとしたエピソードを交えつつ、週末に飲みたい初心者向けのワインを店主の野口一知さんに教わることにした。

(左)カウンターに立つ野口さん。店はグリーンがポイント。(右)「香りがするので店内に花が置けないから」と、存在感ある花柄のソファ「フラワー」を設置。

扱うのは物語のあるワイン。

野口さんは、2018年5月にワインとレコードの専門店[salvis wine & records]を天満橋にオープン。以前は、天満にあるイタリアンの名店[スフィーダ]でシニアソムリエ兼マネージャーを10年間務めていた。昔からワインのもつ背景に興味があったそうで、「あまりにも製品化された商業ベースなワインには、僕が話すことはあまりないんです。ここで扱うのは作り手のストーリーがあるワイン。すべて一度は僕の身体を通った、自分の言葉で説明できるものだけを並べています」。カフェのような明るい外観は、ワイン初心者にも構えずに気軽に入って欲しいから。白い壁一面に並ぶレコードが、音楽好きをも誘う。次回から、おすすめワインをご紹介していきます!


salvis wine & records
[天満橋]
大阪市北区天満3-3-18 順源ビル1F
TEL 06-6356-7072
12:00〜20:00 水曜休
Instagram(@salvis_wine

店主・野口一知さんがセレクトする小さな作り手のワインと、好きな音楽のレコードを扱う専門店。ワインはヨーロッパを中心に約200種を扱い、その約8割がナチュールワイン。知識ゼロでも、味の好みや飲む相手などを伝えれば、ぴったりのワインを教えてくれる。奥には隠し部屋的なバー空間があるのでぜひお尋ねを。全国発送可。

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MeetsRegional編集室 1989年創刊以来(今年で31年目突入!)、関西の街をフォーカスし続けるリージョナル・マガジン。編集部員をはじめ、誌面に携わるさまざまなスタッフが自分の足で探してきた店や人、モノやコトを、私感たっぷりにご紹介。街や酒場の“ゴキゲン”を言い訳に、どうにも飲める(飲み過ぎる)スタッフ多め。現在、「WE♥酒場」をキャッチフレーズに、酒場にまつわるエトセトラを12カ月連続で特集中。毎月1日発売。

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