『Meets』編集部の余談。

日日酒好日!二献目。

2020.5.20 19:20

カテゴリ:ライフスタイル

1日の疲れを癒す至福の一杯を。編集部きっての飲み助が、目にも楽しいお酒とおつまみセットをコーデする、リアル晩酌日記。


前回の記事「家飲みがアップグレードするコツ その1/色のバランス」に続く、第二弾。今回は、お金をかけずに食卓を鮮やかにできる、簡単テクのご紹介です。

家飲みがアップグレードするコツ その2/色の数

長らく続いた自宅待機もあとわずかでしょうか。明るい兆しが見えてきましたね。料理のレパートリーもそろそろひと回りして、同じ様なものばかりになりがち。そんな時は、色から考えてメニューを決めていくのも一案です。

白龍酒造『上善如水』純米吟醸

今日は、新潟の日本酒、ご存知『上善如水』をスーパーで購入。「水のようにピュアな日本酒」という日本酒のうたい文句をキーワードに、あっさり系の料理でコーデ。

メインの手羽先は塩麹で。ぷっくりとおいしそうになってきた水ナスは漬物にして…まだまだ品数ほしいけど、どうしようか。そんな具合に困った時、唱えてみてほしい、お助けワードが…

「青・黄・赤・白・黒!(しょうおうしゃくびゃっこく)」

思わず見返したくなる覚えにくさですが(笑)和食の盛り付けの基本とされる5色のことで、全ての色を使うと、おいしそうに見え、自然と栄養バランスもとれて、と良いことずくめな古の智恵。(青=緑で野菜のこと。料理そのものだけでなく器やお膳も含む。)

ちなみに、ルーツは古代中国の陰陽五行説にあり、薬膳や韓国料理などにも生かされています。

これを当てはめてみると、青(緑)=ししとう、黄色=たまご、赤=トマト、白=豆腐、黒=ナス。
足りなかった色の食材を見渡して揃えたら、残りのメニューもサクッと決まりました!

「信号機+白黒」と覚えると簡単ですね。頭の片隅に置いてお買い物してみてください。

今週の酒卓

(右上から時計回りに)白龍酒造『上善如水』純米吟醸、煮たまごの麺つゆ漬け、ししとうのじゃこ炒め、手羽先の塩麹焼、ナスのぬか漬け、炒り豆腐、ダシトマトで、カラフルに。 ベースカラー(前回記事参照)は、器や丸盆でブラウン系の落ち着いた色として、料理を際立たせるようまとめました。

実際に飲んでみると、透明感のある香りに、ほどよいふくよかさもあって、かなり飲みやすい。特に野菜がよく合って、ししとうをかじって、ちょっと苦みが残っている時にクイッといくと…これが旨かった!手羽先の濃厚な旨みもすっきりと流してくれて料理を選ばず、さすが!と唸る、優等生な一本でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  • LINE

MeetsRegional編集室 1989年創刊以来(今年で31年目突入!)、関西の街をフォーカスし続けるリージョナル・マガジン。編集部員をはじめ、誌面に携わるさまざまなスタッフが自分の足で探してきた店や人、モノやコトを、私感たっぷりにご紹介。街や酒場の“ゴキゲン”を言い訳に、どうにも飲める(飲み過ぎる)スタッフ多め。現在、「WE♥酒場」をキャッチフレーズに、酒場にまつわるエトセトラを12カ月連続で特集中。毎月1日発売。

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

MeetsRegional編集室 1989年創刊以来(今年で31年目突入!)、関西の街をフォーカスし続けるリージョナル・マガジン。編集部員をはじめ、誌面に携わるさまざまなスタッフが自分の足で探してきた店や人、モノやコトを、私感たっぷりにご紹介。街や酒場の“ゴキゲン”を言い訳に、どうにも飲める(飲み過ぎる)スタッフ多め。現在、「WE♥酒場」をキャッチフレーズに、酒場にまつわるエトセトラを12カ月連続で特集中。毎月1日発売。

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本