Q10なカノジョ 第5回 YeYe

2012.2.21 12:00

Q10なカノジョ 第5回 YeYe

(写真10枚)

映画・音楽・舞台・アート・・・関西の気になるカルチャーニュースで見つけた、かわいいあのコに、Q10(キュートと読んでネ)=10のQ(質問)を尋ねる連載シリーズ。第5回目は、デビュー作が全国的に注目を集めている、京都在住の女子大生シンガーソングライターのカノジョ!

「名前の由来は、おじいちゃん萌え。」

Q1 滋賀県出身ですが、今は京都在住なんですよね?

実家が田舎にあるので通うのに遠くて、滋賀の駅前に兄が住んでいたので、高校から2人暮らししていまして。でも、途中で兄が結婚したのでもともと京都に引っ越したかった私も良いタイミングでこっちに引っ越してきました。すばらしい音楽仲間にもたくさん出会えて、刺激的な街だと思います。

Q2 京都に住むようになってから音楽活動を?

兄が3人おりまして、その影響で小学校くらいからはじめました。兄妹4人でスタジオに入って、よくコピーバンドしたりしてました。個人的にライブ活動を始めたのは、京都に来てからです。19歳くらいです。

Q3  その当時、一番よく聴いてたの音楽は?

教えてもらってよく聴いていたのは、空気公団、ANATAKIKOU、BOATとか、あと、advantage Lucyとかです。2番目の兄に一番影響を受けていて、年は10歳離れてるんですが、その兄が大学生のときに流行っていた音楽に影響を受けてると思います。

Q4同世代の友だちに、話が合う人はいました?

高校までは音楽の話が合う友だちがいなくて。大学のサークルに入ったらそういう友だちができると思ってたら、またいなくて。すぐに辞めようかと思ったんですけど、でも、部室がずっと使えるし、J−POPからメタルまでいろんなジャンルの人がいて、よくいろんなコピーバンドに誘ってもらっていたので、楽器のスキルを上げるためにと思って引退まで続けました。気の合う友だちもいっぱいいたので。

Q5 ひとりユニット・YeYe(ィエィエ)の由来は?

中国語でおじいちゃんという意味です。私、おじいちゃん萌えで(笑)。アイドル好きな人がアイドルを見てワーッとなるように、私はおじいちゃんを見てうぎゃー! となります。恋愛対象ではないんですけど、カワイイって感じで。駅とかでお爺ちゃんを目で追っかけてます(笑)。

Q6 理想のお爺ちゃんは?

ちょっとハゲてて、ひげがすごくて、煙草もスパスパなおじいちゃん。理想は、ミッキー・カーチスさんとか伊藤博文さん(笑)。わたし、超個人的なフリーペーパーを作ってるんですが、この前、高校時代の美術の先生にインタビューしました。すごく男前なんです。

Q7 その趣味は同世代から理解されますか?

今までに2人くらいですね(笑)。熟女好きともまた違います。このフリーペーパーを見ていただければ分かるんですけど、すごい端的な答えの中に重みが凝縮されていて、やべーって思います。ズシンときますのでみなさん是非とも読んでください(注:このフリーペーパーは号外編でYeYeグッズ手ぬぐいのおまけです)。

Q8 12月にリリースされたデビューアルバム『朝を開けだして、夜をとじるまで』はどんな想いで作られたんですか?

テーマはとりあえず全て、作詞作曲も演奏も、一人でセルフプロデュースでやろうということだけ決まっていて、とりあえず録り溜めてあった曲の中から、完成度の高い曲をセレクトして並べてみたら、あたかも初めからコンセプトがあったかように出来上がりました(笑)。普段から、最初から計画するよりも作っていったら最終的にできたみたいなことが多くて。うまくまとまりました。

Q9 プロフィールに“ソーシャル・ネットワーク世代の非クラスタ型うたうたい”とありますが、アナログ的な感覚の持ち主なのに、バリバリのネット使いなんですよね?

最終的にはすっごいインターネット設備が整った、超ド田舎に住みたいんです。mixiとかも、スタート当時は18歳以上しか登録できなかったんですけど、音楽の話が合う友だちがいなかったので、兄が招待してくれて。ほんとはだめだったんですが中2くらいからやってました。Macを持って、昭和に行くのが夢です(笑)。

Q10今後の夢や展望などはありますか?

大きいところで言えばベル・アンド・セバスチャン(グラスゴーの至宝と言われるポップバンド)とCDを出したいです。お兄ちゃんに教えてもらったなかで、洋楽ではベルセバが大好きです。あと、語学も好きなので、海外にライブに行っても現地の人とちゃんとコミュニケーションが取れる、そんなアーティストになりたいです。

写真/バンリ

Who is YeYe?
Q10なカノジョは、どんなコ?

YeYe(ィエィエ)
1989年生まれ。滋賀県出身、京都市在住。作詞作曲はもちろん、すべての楽器の演奏までをセルフ・プロデュースで行う女子大生。2011年、ASIAN KUNG−FU GENERATION・後藤正文が編集長を務めるフリーペーパー『THE FUTURE TIMES』の創刊を記念した、最新ソロ音源『LOST』にボーカルで参加。また、デビューアルバム『朝を開けだして、夜をとじるまで』収録の『morning』が、α-STATIONをはじめ、ラジオ関西、鹿児島フレンズFM、FM徳島、FM三重のパワープレイに選ばれる。「もし、楳図かずおや伊藤潤二作品の主人公が歌をうたいはじめたら」(公式プロフィールより)という異感覚を素でいく、今もっとも注目を集めるシンガーソングライター。
公式ツイッター

デビューアルバム
『朝を開けだして、夜をとじるまで』
2011年12月19日発売
CHRS−022/1890円/Qri Records

Q10なカノジョには、ここで会えます!

『うたうと変わる 京都編』
出演:クラムラッツ、加納良英、マーガレットズロース、YeYe
2012年3月25日(日) 時間未定
Live House nano(京都市中京区押小路通西洞院東入ル二条西洞院町632−3)
http://livehouse-nano.com/

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