注目女優・有村架純の主演映画「想いが心に届いたのかなぁって」

2013.4.5 21:40

エルマガジン社を訪れた女優・有村架純

(写真2枚)

『SPEC』シリーズや映画『阪急電車』、現在は朝の連続テレビ小説『あまちゃん』など話題作に続々と出演、ネクストヒロインの呼び声高い注目の若手女優・有村架純(1993年生まれ、兵庫県出身)が、主演映画『リトル・マエストラ』の宣伝のため、エルマガジン社を訪れた。

映画『リトル・マエストラ』は、アマチュアオーケストラを率いる老指揮者がコンクール目前に他界。オケでヴァイオリンを担当するみどり(釈由美子)は、故人が生前に語っていた孫娘・美咲(有村架純)を救世主として引っ張り出す。が、現れたのは茶髪の少女。美咲が天才指揮者というのは、大きな嘘だった・・・。

「この映画の主人公・美咲も、やりたいことはあるんだけどできなくて、どうでもいいやって感じだったんですね。私自身もそうだったし、同世代の方も似たようなことがあると思うんです。でも、映画に登場するキャラクターはみんなそれぞれ悩みがあるのに、すごく前向きでエネルギッシュ。音楽を通して成長する姿に、私と年が近い子だけでなく、年配の方も泣いたって言ってくれて、その想いが心に届いたのかなぁってうれしく思います」(有村)

笑顔でインタビューに答える有村架純
笑顔でインタビューに答える有村架純

そして、主演というプレッシャーも乗り越え、女優としてひとつ成長したエピソードも聞かせてくれた彼女。お気に入りのシーンのひとつでもあるという。

「オーケストラのコンクールがあって、その待合室でオケの人たちに自分の気持ちをぶつけるシーンがあるんですね。そのとき、美咲として毎日生きてきた感情があふれてきて、自然と涙が出てしまったんです。台本では泣くシーンではなかったんですけど」

明日、4月6日から公開となる映画『リトル・マエストラ』。関西で上映される3劇場では、公開を記念して有村と監督・雑賀俊郎の舞台挨拶も予定。世代を超えて心揺さぶるこの作品、ぜひ劇場に足を運んでみて。

映画『リトル・マエストラ』

2013年4月6日(土)公開
監督:雑賀俊郎
出演:有村架純、釈由美子、松本利夫(EXILE)、前田吟、ほか
配給:アルゴ・ピクチャーズ

映画『リトル・マエストラ』

有村架純公式サイト

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