大沢たかお「新幹線をバックさせて撮り直してた」

2013.4.17 15:50

舞台挨拶に登場した大沢たかお(左)と藤原竜也

(写真2枚)

「この男を殺してください。御礼として10億円お支払いします。」そんなショッキングな全面広告をきっかけに物語がスタートする、三池崇史監督の最新作『藁の楯』。その試写会が「梅田ブルク7」でおこなわれ、主演の大沢たかおと共演の藤原竜也が登場した。

愛する孫を惨殺された財界の大物・蜷川(山崎努)は、その犯人・清丸(藤原竜也)に復讐するため、並外れた財力とコネクションをもって、前代未聞の新聞広告を出す。「人間のクズ」と呼ばれる犯人、さらに、10億円という賞金が日本中を殺気立たせ、身の危険を感じた清丸は福岡県警に自首する。そして東京の警視庁に移送するために、警視庁警備部警護課SPから銘苅(大沢たかお)と白岩(松嶋菜々子)ら精鋭5人が選ばれたが、清丸の命を狙う者が身内からも現れ、事態は思わぬ方向に展開していく・・・。

大沢たかおは台湾でのありえない撮影エピソードを披露
大沢たかおは台湾でのありえない撮影エピソードを披露

撮影場所は台湾。現地の新幹線を借り上げておこなわわれたんだとか。大沢たかおは、「三池監督はすごくこだわっていて。日本ではありえないことですが、いいカットが撮れないと新幹線をバックさせて撮り直していました」と、撮影エピソードを披露。

「演じていて楽しかったですね」と藤原竜也が語る犯人・清丸だが、最後に司会者から、清丸のような「人間のクズ」を守りますか? と質問された2人。大沢たかおは「守らない。守る必要がないですよね(笑)」と即答。それに対して、えっ!と驚いた表情を浮かべつつも、「僕も守らないですね」と藤原竜也もコメントし、場内の笑いを誘っていた。

映画『藁の楯』

2013年4月26日(金)公開
監督:三池崇史
出演:大沢たかお、松嶋菜々子、岸谷五朗、藤原竜也、山崎努、ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画

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