上戸彩、大阪のうまいもんにトーク止まらず「超〜おいしいの!」

2013.11.29 14:00

映画『武士の献立』の大阪舞台挨拶に登場した上戸彩と高良健吾

(写真3枚)

「包丁侍」と呼ばれた武士の料理人の家に嫁いだ娘が、夫や家族と絆を深めていく姿を描いた映画『武士の献立』。この特別上映会が大阪市内で行われ、春役の上戸彩と、その夫を演じた高良健吾が舞台挨拶に登場した。

御算用者(経理係)として藩に仕えた「そろばん侍」の生活を描いた映画『武士の家計簿』(堺雅人主演)に続く、江戸時代の加賀藩を舞台としたシリーズ第2弾。優れた味覚と料理の腕の持ち主ながら、気の強さが仇となって1年で離縁された春は、加賀藩の料理方・船木伝内(西田敏行)に請われて、息子・安信の嫁となる。舟木家は代々藩に仕える包丁侍の家。しかし、安信は料理が大の苦手。春は必死に夫の料理指南をはじめることに・・・。上戸は、「映画をご覧になられた方に、(プライベートの)上戸彩も春のように料理上手なんだろうなって思ってもらえると、おいしいなって(笑)。ドラマ『半沢直樹』でもいい奥さんの役をいただいたので、私も目指したいと思います」とコメント。

「撮影2カ月前から、殺陣と包丁の練習をした」と語った高良健吾
「撮影2カ月前から、殺陣と包丁の練習をした」と語った高良健吾

また、劇中で登場する重要な包丁さばきの場面は、上戸、高良ともに一切吹き替え無しだったとか。「当時の包丁は、形も長さも、重さもそうですし、(床に座って切るので)高さも今とは全然違うんです。京都での撮影に入る一週間前に私が使う包丁ができたので、家でザクザク練習していました。そのシーンはぜひアピールしたいところです(笑)」(上戸)、「僕は2カ月前から、殺陣と包丁の練習をやってました。床に座ってやりましたし、実際に使ったセットで練習させてもらいました。だから、カメラが手元寄りの撮影のときは、全身を映して!って(笑)」(高良)

担当メイクさんに大阪を案内してもらっているという上戸彩
担当メイクさんに大阪を案内してもらっているという上戸彩

料理が題材の時代劇だけに、大阪に関する質問では食に関するものばかり。会見冒頭で「大好きな大阪」と言った上戸のセリフに嘘はなく、どこまでもおいしい話が止まらない。「三角公園の前の『甲賀流』と『はなだこ』とか、御堂筋を巡っていろんなたこ焼き屋さんに行きます。私のメイクさんが大阪の方で、コーディネートしてもらってるんです。あと、『冨紗家』さんも大好きです。最初の豚肉ともやしの鍋で、ギューッと胃袋をつかまれる感じ。新大阪の駅には『道頓堀くるる』もあるし、『551蓬莱』もあるし・・・あと、『阪神百貨店』のいか焼きも超〜おいしいの!」(上戸)。

「素敵な料理、食材が出てきて、見終わった後はお腹が空いちゃいます。そして、誰かと食べに行きたい、誰かに作ってあげたくなる、そんな心に通じるものがたくさん映っているので、自由に楽しんで観ていただけたらうれしいです」と高良が語った映画『武士の献立』。公開は12月14日から。

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