京都・知恩院に上白石萌音ら登場、「舞妓はレディ」の生歌披露

2014.9.11 16:00

公開記念イベントに登場した周防正行監督(前列右)と主演をつとめた上白石萌音(前列左)

(写真3枚)

1996年にメガホンをとった『Shall we ダンス?』で日本アカデミー賞を総なめにする大ヒットを記録したほか、国内で社交ダンスブームを巻き起こすなど、卓越した観察眼と抜群のユーモアで常に驚きと話題を提供してくれる周防正行。そんな監督が「20年前から企画を温めていた」という渾身の自信作『舞妓はレディ』が公開される。

本作は、舞妓に憧れて京都・花街の扉をたたいた春子(上白石萌音)の成長を、歌やダンスを交えて描いた物語。そして公開を前にした10日、ロケ撮影を行った京都市東山区の知恩院にて、周防監督と上白石萌音さんによる公開記念イベントが開催されました。京都らしい人力車で国宝の「三門(さんもん)」に到着した周防監督と上白石は、約100人の観覧客を前に映画の完成と公開を報告。さらにメインイベントとして上白石が劇中歌『これが恋?』と『舞妓はレディ』のミニメドレーを披露しました。

劇中歌『これが恋?』と『舞妓はレディ』のミニメドレーを披露した上白石萌音
劇中歌『これが恋?』と『舞妓はレディ』のミニメドレーを披露した上白石萌音

高さ24メートル、幅50メートルという荘厳な三門をバックに生歌を披露した上白石は「国宝の前で歌うことができて一生の思い出になりました」と笑顔。その様子を目を細めて眺めていた周防監督は、約800人が応募したオーディションで選んだ彼女について「あまり目立たなかった彼女のこの歌声を聞いて(主役に抜擢することを)決めました。構想だけで約20年間かかってしまったのも、『もう少し待ったら最高の女優さんが現れるよ』と神様が教えてくれていたのかも」と賛辞を贈っていました。

観客たちと記念撮影を行う周防正行監督と上白石萌音
観客たちと記念撮影を行う周防正行監督と上白石萌音

「三門」と観覧客をバックにした記念撮影でイベントは終了。艶やかな夢の世界を描いたエンタテインメント作品『舞妓はレディ』。果たして春子は舞妓になることができるのか・・・。9月13日から公開される。

取材・文・写真/上地智

映画『舞妓はレディ』

2014年9月13日(土)公開
監督:周防正行
出演:上白石萌音、長谷川博己、富司純子、ほか
配給:東宝

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