ボカロと文楽がコラボ、短編映画に

2015.1.16 16:25

『ボーカロイド™ オペラ 葵上 with 文楽人形』より

(写真2枚)

ヤマハが開発した歌声合成技術・ボーカロイド™が歌い、300年の歴史を誇る伝統芸能・文楽人形が舞う・・・。日本の新旧技術で作られた新作オペラの短篇映画『ボーカロイド™ オペラ 葵上 with 文楽人形』が、文楽発祥の地・大阪を含む3映画館で上映されることに。

人間では不可能な音域も表現できるボーカロイドと、人間を超えた動きで心の深淵を舞う文楽人形という、かつてないコラボレーションから生まれたこのオペラ 葵上。人形遣いには、文楽界の次代を担う吉田幸助らが参加。ハイテクとアナログが新たな次元を生み出すこの試みは、昨年7月にイギリスで行われた『Hyper Japan 2014』でも約1,000人の観客を魅了。クールジャパンの真髄を世界にアピールした。

東京での初上映時にはキャンセル待ちでもチケットが手に入らないほど話題となった短篇映画だが、この度ようやく関西にも上陸! 大阪[第七藝術劇場]、京都[立誠シネマプロジェクト]、神戸[元町映画館]にて、2月7日から上映される。劇場窓口で前売券を購入すると、未発表音源がダウンロードできる特製ハガキがもらえるとのこと。時空を超えた共演による不思議な世界をぜひ。

『ボーカロイド™ オペラ 葵上 with 文楽人形』

2015年2月7日(土)公開
監督:加納真
台本・音楽・演出:田廻弘志
人形遣い:吉田幸助、吉田勘市、桐竹紋秀、吉田玉勢、桐竹勘次郎(文楽協会)
ボーカロイド™:VY1V3、猫村いろは、結月ゆかり
34分
京阪神共通前売券1,000円、当日1,200円

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