新垣結衣、15歳の自分に「なんとかなる!」

2015.2.19 19:00

舞台挨拶に登場した主演の新垣結衣

(写真3枚)

アンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフにした中田永一の小説を映画化した『くちびるに歌を』。その特別試写会が大阪・御堂会館でおこなわれ、主演の新垣結衣と三木孝浩監督、生徒役の12名が舞台挨拶に駆けつけた。

故郷に臨時教師として戻ってきたピアニスト・柏木を演じた新垣結衣は、生徒と距離がある役柄同様、撮影当初は「近寄りがたいオーラを出していた」と三木監督に暴露されて苦笑い。うなずく生徒たちを見て、「なんとなくですよ。目が合えば、笑うし。でも、最初はこわかったんですって(笑)。キャンペーン中の今が一番しゃべってます」と実情を明かした。

この日は12人の生徒が主題歌「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を生合唱
この日は12人の生徒が主題歌「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を生合唱

原作は、アンジェラ・アキが五島列島の中学校を訪ねるテレビドキュメンタリーをもとに、作家・中田永一が書きおろした青春小説。誰もがかつて”15歳”だった頃を思い出させる本作。作品にちなんだ「15歳の新垣結衣に今どんな言葉をかける?」という質問には、「なんとかなるから大丈夫。一生懸命生きていれば、助けてくれる人にも出会えるし。大丈夫って言ってあげたいですね」とも。映画は2月28日から公開される。

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