シュタイフ・テディベア展で日本初の品を

2015.2.19 11:16

初日はシュタイフ・ベアがお出迎え。

(写真6枚)

テディベアといえばの、ぬいぐるみの総合メーカー・シュタイフによる『大シュタイフ展』が「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市阿倍野区)で2月19日から始まりました。

1880年に創業、世界最古のぬいぐるみの総合メーカーであり、初めてクマのぬいぐるみを生み出したシュタイフ。ひとつずつ職人が手作りした、愛らしさいっぱいのぬいぐるみは、世界中にコレクターがおり、老若男女に愛されています。今回はドイツのシュタイフミュージアムの改装期間と重なったことで、ドイツから稀少な展示商品が届くというスペシャルな機会。創業者の孫でもあるポールとリチャードによる動物のスケッチ、販売されなかったプロトタイプ、年代ごとの変遷を追うこともできます。

ずらりと年代順に並ぶ「リトル・サンタ」と「日本名花」。
ずらりと年代順に並ぶ「リトル・サンタ」と「日本名花」。

さらにルイヴィトンやエルメスといった有名ブランドに身を包んだ品や、人間よりも大きなぬいぐるみ(こちらは予約購入可)、毎年発売される日本限定の「リトル・サンタ」、「日本名花」シリーズ、さらにはからくり仕掛けの展示も。なかでも注目はチャリティ・オークション。このクマは世界に1体だけのプロトタイプ(試作品)。通常はポリエステルが入っているところ木屑を、目にはグラスを使っている特別なクマです。2015年の秋冬にこちらの色違いがレプリカとして、販売されるそうなのですが、それも4〜5万円予定。となれば、5万円からスタートのオークションは本当に値打ちがあるとのこと。

お土産コーナーではぬいぐるみはもちろん、日本では珍しいシュタイフの子ども服、通常は北海道の[シュタイフ ネイチャーワールド]限定のアイテムも販売。ちなみにぬいぐるみの耳に通常、黄色のタグがついているのですが、白タグのものはシリアルナンバーがついた限定品。「一体ごとに目や鼻の位置と顔が違うので、好きな顔を選んでもらえたら。今回は点数も多いので見比べてもらえる絶好の機会。マニアの方はシリアルナンバーの数字で選ばれることも」と、広報担当者。贈り物探しに、自分のために・・・ぬいぐるみ好きにはたまらない内容です。

『ドイツ シュタイフ社創業135周年記念 大シュタイフ展』

日時:2月19日(木)〜25日(水)・10:00〜20:00(25日は〜16:00、入場は各日30分前まで)
会場:あべのハルカス近鉄本店ウイング館8F「近鉄アート館」
料金:中学生以上500円
電話:06-6624-1111
※トークショー、サイン会あり(2/21・2/22)、詳細は公式サイトにて

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