菅田将暉、役作りは嫌いなタバコから

2015.3.2 22:31

助演男優賞に選ばれた菅田将暉

(写真3枚)

『第10回 おおさかシネマフェスティバル』(3/1開催)で助演男優賞に選ばれた菅田将暉が、大阪「エルセラーンホール」で行われた授賞式に登壇。撮影秘話を語った。

今年は映画『海月姫』、『闇金ウシジマくん Part2』などに出演。『天才少女、出現!』と騒がれた風間志織監督の10年ぶりの新作『チョコリエッタ』にも名を連ねるなど、メジャー作品から芸術志向の映画まで、幅広く起用される大活躍をみせた菅田将暉。

特に『そこのみにて光輝く』では、粗暴ながら人なつこく、家族思いの青年・拓児を熱演。自転車の漕ぎ方や束ねたパサパサの金髪だけで、映画では語られないそれまでの人生までも体現した。役作りについて「まず、たばこ吸う練習しましたね。大っ嫌いだったんですけど。今の日本にはないような場末のところで生きてるみなさんなので」と菅田はコメントした。

『第10回 おおさかシネマフェスティバル』にて
『第10回 おおさかシネマフェスティバル』にて

また、本作で『モントリオール世界映画祭』最優秀監督賞を獲得した呉美保監督については、「ミポリンって呼んでました。僕が悩んでいるとちゃんと寄り添ってくださり、シリアスなシーンに関係なく明るくいてくださるので。基本的に全部監督に相談して、こんなことやるやついるよなって」と語り、先日、結婚と妊娠を発表した監督には「ご結婚おめでとうございます」と祝福する場面も。

3月には映画『暗殺教室』が控えているほか、秋公開予定の『ピース オブ ケイク』、2016年予定の『ピンクとグレー』など、出演作が尽きない菅田将暉。映画界の未来を嘱望される若手俳優として、今後の彼の動向から目が離せません!

映画『そこのみにて光輝く』

監督:呉美保
出演:綾野剛、池脇千鶴、菅田将暉、高橋和也、火野正平、伊佐山ひろ子、ほか
配給:東京テアトル

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