アジアン映画祭、道頓堀で今日開幕

2015.3.6 19:20

安藤サクラ(左)と井浦新

(写真3枚)

「アジア各国の最新映画がいち早く楽しめる」と映画ファンから熱い視線を浴びる、今年で10回目を迎える『大阪アジアン映画祭』が開幕。今年はオープニングイベントとして、今夜7時上映のオープニング作品『白河夜船』になぞらえて、「レッド カーペット」ならぬ「リバーカーペット」イベントがおこなわれ、大阪・ミナミの街を賑わせた。

夕方4時半、道頓堀沿いの特設ステージに、ゲストが「どうじま号」で着岸。『白河夜船』主演の安藤サクラ&井浦新をはじめ、インドネシア映画『武士道スピリット』に出演する武田梨奈&川畑要(CHEMISTRY)は監督、プロデューサーとともに登場。ほかにも、台湾の俳優チャン・シャオチュアン(『GF*BF』、『真夜中の五分前』)、香港からは『点対点』のアモス・ウィー監督など、話題の上映作品から多数のゲストが集結した。

何も知らずに通りがかった通行人も、突然の華やかなセレモニーの開始に驚いた様子だったが、すぐさま黒山の人だかりに! 一般の船がステージ前を行き交う川辺でのセレモニーに、井浦新は「さすが大阪、情報が多い!」とおどけて見せ、安藤サクラも「ちょうどこの道頓堀で、20歳の誕生日を迎えたことがあり、ここにまた来られてうれしい」と笑顔を弾かせた。

川畑要と武田梨奈(中央)
川畑要と武田梨奈(中央)

『大阪アジアン映画祭』は、今年も、世界初&本邦初公開の話題作が続々。10日間にわたって大阪市内の各劇場を占拠、全47作品が上映される。クロージング作品には、韓国で空前の大ヒットを記録した『国際市場で逢いましょう』(ユン・ジェギュン監督/5月から一般公開予定)。特別招待作として、巨匠ジョニー・トー監督の新作『単身男女2』が日本初公開されるほか、「次世代のウォン・カーウァイ」と名高い、香港のパン・ホーチョン監督も新作『アバディーン』(売切必至!)を引っさげて来日、コンペティション部門の審査委員長にも就任する。

台湾の俳優チャン・シャオチュアン
台湾の俳優チャン・シャオチュアン

各作品の上映前後に監督や出演者が登壇してのトークショーがあったり、「映画祭ゲストと行く中之島クルーズ」など、気軽な交流イベントも盛りだくさん。また、22歳までなら当日券が500円になる「青春22切符」なる割引も。この機会にアジア映画の魅力にどっぷり浸かってみて!

取材・文・写真/hime

『大阪アジアン映画祭』

日程:2015年3月6日(金)〜15日(日)
時間:プログラムにより異なる
会場:梅田ブルク7、ABCホール、シネ・リーブル梅田、シネ・ヌーヴォ、ほか
料金:クロージング・アワード&トーク1,700円、その他の上映1,500円
電話:06-6374-1360(大阪アジアン映画祭 運営事務局/平日10:30〜18:00)

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