神戸ロケ映画、関西タレントを総動員

2015.6.11 17:00

左から近兼監督、とみずみほ、古和咲紀

(写真2枚)

神戸・大阪で撮影された人情映画『たこ焼きの詩』の完成を祝して、300人限定のプレミア上映会が西宮で開催。上映前のレッドカーペットイベントには、監督&出演者がズラリ! 主題歌を歌うワタナベフラワーらのライブも行われ、満員の客席は大いに盛り上がった。

監督は神戸出身で、レーサー、ジャーナリスト、タレントと、多方面で活躍する近兼拓史。今作が長篇劇映画初監督作となるが、これまでのテレビ・ラジオ出演の人脈を生かして、関係者を総動員。インド人タレントのサニー・フランシス、『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』でおなじみの柴田由美子&松岡智子、サンテレビの久保仁プロデューサー&榎木麻衣アナら、出演者もバラエティーに富んだ面々が集まった。

ヒロインを演じる中学3年生の古和咲紀は、NHK朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』、『ウェルかめ』など、5歳から数々の番組で活躍する小さな名女優。「初めての野球のシーン、朝練に通って頑張ったのでぜひ見てください!」と、かわいい笑顔を弾けさせた。母親役で、舞台を中心に活躍する女優・とみずみほも、「1時間半、たこ焼きを焼き続けたアドリブシーンの撮影は過酷でした」と振り返り、「あとは1部500円のパンフレットを読んでください」とPRも忘れなかった。

ほかにも、関西を代表するタレント陣、テレビ局のスタッフたちまでもが、「近兼監督のためならば!」と本人役で多数出演しているのも見どころ。苦しい生活の中でも、関西の定番フード「たこやき」、さらには「ジェネリック家電」を駆使して、手を取り合ってにこやかに生きる母娘の姿に勇気をもらう作品だ。

取材・写真・動画・文/hime

人情映画「たこ焼きの詩」

2015年6月27日(土)公開
監督:近兼拓史
出演:とみずみほ、古和咲紀、澤田敏行、サニー・フランシス、ほか
配給:アールツーエンターテインメント
シアターセブン、立誠シネマ(7/11〜)、元町映画館(7/25〜)で上映
※ジェネリック家電とは・・・商品開発のサイクルが短い大手メーカーの家電部品を使い、機能を少なくし低価格を実現した家電製品のこと

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