梅田の最速サク飯タイムレース

2015.6.6 15:25

天丼かえん

(写真3枚)

大阪キタの中心街・梅田は、平日の昼ともなればサラリーマンが入り乱れ、ランチはサッと済ませたいところ。そんな土地柄、注文してから運ばれてくるまでがやたらと速い、サク飯処を雑誌ミーツ・リージョナルが調査、トップ3を選出しました。

まず第3位は注文から1分18秒15、熟練された連係プレーで揚げたて天丼を即チャージしてくれる[天丼かえん]。注文が入り店主がエビ天を揚げ始めると同時に、隣ではおばちゃんが目にも留まらぬ早さで野菜天ぷらをご飯にオン&さっとタレをかけて「はい、おまたせ〜」って、全然待ってませんけど! 高温でサクッと揚げたエビと甘辛い自家製ダレに箸がノンストップ。エビ3本入りの大盛りでもタイムはほぼ同じ。西梅田駅改札から30秒、電車を降りてから完食まで5分切りも夢じゃない!

第2位は1分切りの56秒48、B級グルメの聖地で輝く、コスパ抜群の超高速ランチ[マルマン]。「顔を見たら頼む物が分かる」と店長さんが言うほど長年通い続ける根強いファンの多い老舗の洋食店。昼のピーク時になるとお客さんの90%がオーダーする日替わりのライトランチはメインが2品ついて600円と驚異のコストパフォーマンス! ライトには「お気軽に」という意味が込められているのにも納得。開店から休む間もなく作り続けて、超高速サーブを実現。

MINGUS
MINGUS

そしてどうどうの第1位は、10時間煮込んだカレーを23秒66で出しちゃう[MINGUS]。カレーなるレードル捌きで最速記録をマークしたのは阪神梅田駅改札すぐのこちら。毎日数十種類のスパイスを10時間かけて煮込み、マイルドな口当りだが後からピリリと辛さが押し寄せる欧風カレー。この引力に負けて、プレゼン15分前に駆け込むビジネスマンもいるとか。コの字カウンターでは老いも若きも額に汗をかきつつ、ご飯&スパイスの連鎖を満喫する姿が絶え間ない。

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