栗原類「子どもが気絶しないか心配」

2015.7.10 16:47

松尾スズキ原作『気づかいルーシー』の舞台に出演する栗原類

(写真2枚)

9月3日に「兵庫県立芸術文化センター」(兵庫県西宮市)で行われる松尾スズキ原作の『気づかいルーシー』。その舞台に出演する栗原類が、記者会見を行った。

主人公・ルーシーと育ての親のおじいさん、そし、その飼い馬が互いに気づかいすぎることで引き起こされる残念な悲喜劇。松尾スズキならではのブラックユーモアあふれる物語で栗原が演じるのは、ルーシーが恋する王子。「月イチで会って飲むのには楽しい人だと思うんですけど。悪気のないまっすぐな人。バカな王子」だとか。

生演奏のある音楽劇ということで、劇中では歌う場面も。以前はひとりカラオケによく行ってたらしいが、最近は「行く理由がみつからない」とまったく歌ってないらしく、「すごい怖い。生演奏で歌うのは初めてだし、僕自身歌がへたなので、どういう感じになるだろうかと。観に来てくれるお子さんが、僕の歌声で気絶しないか」とキャラクター同様観客への気づかいをみせた。

舞台にまっすぐ取り組む姿が新鮮
舞台にまっすぐ取り組む姿が新鮮

ネガティブモデルとしてテレビで見る姿と違い、舞台にまっすぐ取り組む姿が新鮮に感じた今回の会見。彼の精一杯の歌声をぜひ生の舞台で。

『気づかいルーシー』

原作:松尾スズキ(千倉書房「気づかいルーシー」)
脚本・演出:ノゾエ征爾
出演:岸井ゆきの、栗原類、川上友里(はえぎわ)、山口航太(はえぎわ)、山中崇、小野寺修二
日時:2015年9月3日(木)・19:00〜
会場:兵庫県立芸術文化センター・阪急中ホール
料金:A3,500円、B2,000円
電話:0798-68-0255

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