本木雅弘、31年ぶりに神戸を飛ぶ

2015.8.24 08:00

映画『天空の蜂』のレッドカーペット・イベントに登場した本木雅弘

(写真2枚)

映画『天空の蜂』公開記念のレッドカーペット・イベントが8月23日、神戸の「ヒラタ学園 神戸エアセンター」(神戸市中央区)でおこなわれ、主演の江口洋介と本木雅弘がヘリコプターで上空から登場。着陸後にはヘリ格納庫で記者会見も実施された。

本木は、「実は私が3人のグループ(シブがき隊)をしていた頃、1984年のことですが、デビュー3年目の記念イベント『純情元年トリプルスカイジャック』で、全国7カ所をヘリコプターでまわりまして。本日、31年ぶりに神戸に降り立ちまして、なるほど、それでこの『天空の蜂』に呼ばれたんだと、ようやく合点がいきました」と冗談を交じえながら挨拶。

「怪獣映画として観てもらえば」と語った本木雅弘
「怪獣映画として観てもらえば」と語った本木雅弘

原発テロ事件を軸に、大切な人を守るため命を懸ける人々のドラマ、事件に隠された衝撃の真実を巡るサスペンスが展開される本作。大人はもちろんだが、小さいお子さんにはある意味、「怪獣映画」として観てもらっていいと本木は語る。

「かつて『ゴジラ』という映画がありました。人間の欲望が生み出した産物、それがゴジラという怪物でした。それと同じように、この『天空の蜂』に出てくる巨大ヘリも原発も、ある意味、人間が生み出した怪物なのではないか、と。大人はこのテーマを真正面から受け取ることができますが、小さなお子さまは、その2つの対決と、それを見守る沈黙する群衆、そのような怪獣映画として、感覚的にまずは観ていただいて。成長されたとき、背景に隠れていた大きなテーマに気付いて、理解してもらえれば」。

原作者・東野圭吾自身も、「映画化など絶対に不可能だと思っていた」という映画『天空の蜂』。9月12日より公開される。

映画『天空の蜂』

2015年9月12日(土)公開
監督:堤幸彦
出演:江口洋介、本木雅弘、仲間由紀恵、綾野剛、國村隼、柄本明、ほか
配給:松竹

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