志田未来、芸歴16年でも「舞台は難しい」

2015.9.18 22:20

会見を行った志田未来

(写真2枚)

ドラマ『14才の母』で注目を浴び、テレビや映画で活躍する志田未来。今年22歳にして芸歴16年を迎える彼女が、初舞台を踏むことになった。その舞台『オレアナ』を控える、彼女の心境を聞いた。

まだ舞台稽古は始まっていないため、「舞台は別もの。これから楽しみがわかっていくのかと思います。正直難しい⋯」と初舞台への準備や気持ちの切り替えが今も手探りであることを告白。「撮影だと1回演じるだけでいいし、NGでやり直せる安心感もある。でも舞台だと何回も同じ演技をすることがどうなんだろう」と。目の前の観客からダイレクトに返ってくる反応にも「対応できるんだろうか」と心配する場面も。改めて、キャリア充分の女優でさえも不安になる「舞台の難しさ」を感じさせる会見となった。

「舞台は別もの」と語る志田未来
「舞台は別もの」と語る志田未来

これまで、周りの舞台経験者から「絶対やった方が良いよ」と薦められながらも、少し避けていたという志田。話の節々から、不安と緊張が入り乱れているのが手に取るようにわかるが、「大丈夫だから」との周囲の声を信じ、また自分にも言いきかせて、この経験で「引き出しが増えたり、自信につながれば」と前向きだ。

大学教師と女子大生が研究室で引き起こす会話が、互いの立場をこじらせていくシーソーゲーム。初舞台にして難易度の高い2人舞台を選んだその覚悟が、女優としての志田を更に大きく飛躍させるか、その息吹をぜひ生で共有して欲しい。

舞台『オレアナ』

作:デイヴィッド・マメット
演出:栗山民也
出演:田中哲司、志田未来

期間:2015年12月12日(土)・13日(日)
会場:森ノ宮ピロティホール
料金:7,800円(全席指定)

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本