胸キュン満載、志尊淳の「先輩と彼女」

2015.10.9 14:21

先輩・美野原圭吾役を演じた志尊淳

(写真3枚)

全2巻で100万部超の同名人気コミックを映画化した『先輩と彼女』。そのなかで主人公・都築りかが恋する先輩・美野原圭吾役を演じたのが、テレビ朝日『烈車戦隊トッキュウジャー』で主演のライト/トッキュウ1号役を務め、最近ではドラマ『表参道高校合唱部!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』も記憶に新しい、志尊淳(しそんじゅん)だ。大阪に訪れた彼に、映画について話を聞いた。

「自分の高校時代とあんまり変わらないなと」

原作は、2004年に連載がスタートした「片想い女子の永遠のバイブル」と言われる人気作。その主演を務めることに当然プレッシャーを感じたという。「少女漫画のヒーローってすごいキラキラしてるので、常にかっこ良くいなければというプレッシャーがあって。でも、監督に”気にしなくていい。かっこ良く撮るのは私たちの仕事だから”と言われて、肩の荷が下りました。漫画に近づけようと思わずに、自然にやろうって」

物語は「女子高生りかが好きな先輩の美野原は、卒業した先輩の葵が好きで・・・」という王道の青春ラブストーリー。「漫画はりか目線で描かれているので、美野原はすごくキラキラしていて完璧に見えるんです。でも、片想いする葵さんには背伸びしたり、りかにはちょっと偉そうにしたり・・・あれ、普通の男の子じゃんって思って。自分の高校時代とあんまり変わらないなと」

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インタビューを受ける志尊

「こっそりお客さんの表情を見に行こうかな」

作品では、壁ドンならぬ窓ドン、顎クイ・・・など胸キュンシーンが見どころのひとつだが、なりきって演じたゆえに全く抵抗はなかったとか。頭ポンポンや、窓越しにだっこするシーンに至ってはアドリブだったそう。「全然意識せずにやったんですけど、周りの人に”すごく良かった!”と言われてびっくりしました。窓ドンの時とか、りか役の芳根京子ちゃんには”やり慣れてる”って爆笑されましたけど、普段はやってないですよ(笑)! でもそういったシーンで、みなさんがどんな反応をするのか気になりますね。公開後、こっそりお客さんの表情を見に行こうかな」

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共演者はほぼ同年代。「てっちゃん役の戸塚純貴くんとは毎日一緒で、ごはんを食べたり、お風呂に入ったり仲良かったですね。女の子たちとも仲良くて、撮影現場も高校のようで楽しかったです」と撮影を振り返る。しかも芳根とはドラマ『表参道高校合唱部!』でも共演、2人のコンビをまた見ることができてうれしいとファンの間では話題に。

原作を読んだことがある人もない人も楽しめる、ド直球のラブストーリー。「今まさに現役の学生の方から、大人の方まで、自分の学生時代を思い出すきっかけになって、”青春”を感じてもらえたらうれしいです」と締めくくった。映画は10月17日から公開される。

写真/Ayami

映画『先輩と彼女』

2015年10月17日(土)公開
原作:南波あつこ『先輩と彼女』(講談社「別冊フレンド」刊)
監督:池田千尋
出演:志尊淳、芳根京子、小島梨里杏、戸塚純貴、水谷果穂ほか
配給:東映
1時間43分
梅田ブルク7ほかで上映

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