WEAVER、ロンドン留学で得たもの

2015.10.14 18:18

3ピースピアノロックバンド・WEAVER

(写真2枚)

2009年のデビュー以降、ドラマの主題歌やCMソングに次々と抜擢されるなど、独自の世界観が男女問わず人気のある3ピースピアノロックバンド・WEAVER。10月7日に発売されたニューシングル『Boys & Girls』は、今までのWEAVERにはないような、ポップな楽曲となっている。昨年のロンドン留学や、10本以上出演した夏フェスを経て、なにかバンドにとっての変化があったのだろうか。ピアノボーカルの杉本雄治さんに話を聞いた。

POPな部分にコンプレックスを抱いていた過去

もっと客席と一体になってジャンプして楽しめる、J-POPっぽい曲があってもいいのでは、と思って作ったという新曲。しかし、以前は自分たちの持つPOPな部分にコンプレックスを抱いていたそうだ。「もっとバンドっぽく見せたいという意識が強かったですね。フェスに出るときも、盛り上がるかな? といつも不安でした。ギターロックバンドほど盛り上げられないし、でもそこと戦わなければいけない、という葛藤がずっとありました」

そんな3人の意識が変わったのは、昨年1月にメンバー全員で行ったロンドン留学。「デビューしてから周りの環境に追いつくのに必死で、自分たちの音楽や自分自身を冷静に見る時間がなくて。ロンドンでメンバーだけになって、自分たちを見つめ直しました。現地のアーティストとスタジオに入る機会があったんですが、彼らは自分たちの確固たるプレイスタイルを持っていて。ロンドンではいろんなものをとにかく手に入れよう、刺激を受けようと思っていたので、視野を広げて音楽と向き合いました」

ピアノボーカルの杉本雄治さん
ピアノボーカルの杉本雄治さん

ピアノバンドで伝えたいもの

ロンドンでの苦労の末に出来上がったのが、今回の『Boys & Girls』という。「今まで自分たちがモヤモヤ抱いていたものとか、決めつけていた先入観をとっぱらえた気がして。自分たちはピアノバンドで伝えたいものがあって、他のバンドにはないいろんな武器がある。自信を持って出していけば、お客さんに届くと。ならば、POPならPOPに振り切ってみようと思ったんです」

壮大かつ変則的なストリングスが印象に残る、スケール感のあるPOPな曲。とはいえ、ただPOPなだけではなく、単調なリズムの中にもアイデアが詰めこまれ、楽しんで演奏している様子が感じられる。歌詞も「さあ飛べ!」など前向きな応援歌となっていて、並ぶ言葉はシンプルだけど、それがなによりも伝わってくる。

また、ロンドン帰国後のライブでは全員冷静に自分たちを見ることができるようになったという。「意識が変わってメンバーの演奏力も上がったので、これまでの曲もより伝わっていると感じます」という彼らは、10月24日の大阪[オリックス劇場]から全国ホールツアーをスタートさせる。「今の自分たちが伝えたい音楽は、ホールという大きな場所が合うと感じて。オリックス劇場は以前にライブしたことがあるのですが、同じ会場だからこそ、より成長した姿を見せたい。いつも以上に楽しんでもらえるように頑張って良いものにして、次に繋げていきたいですね」。ロンドン留学や精力的なライブ活動によって、一皮も二皮も剥けた彼らに注目だ。ツアーは全国10カ所・10公演で開催される。

また、ロンドン帰国後のライブでは全員冷静に自分たちを見ることができるようになったという。「意識が変わってメンバーの演奏力も上がったので、これまでの曲もより伝わっていると感じます」という彼らは、10月24日の大阪[オリックス劇場]から全国ホールツアーをスタートさせる。「今の自分たちが伝えたい音楽は、ホールという大きな場所が合うと感じて。オリックス劇場は以前にライブしたことがあるのですが、同じ会場だからこそ、より成長した姿を見せたい。いつも以上に楽しんでもらえるように頑張って良いものにして、次に繋げていきたいですね」。ロンドン留学や精力的なライブ活動によって、一皮も二皮も剥けた彼らに注目だ。ツアーは全国10カ所・10公演で開催される。

WEAVER情報

ニューシングル『Boys & Girls』
2015年10月7日(水)発売
AZCS-2049/1,200円/A-Sketch

WEAVER情報

『WEAVER HALL TOUR 2015 Still Boys & Girls 〜Sing Like Dancing In Our Hall〜』
日時:2015年10月24日(土)・17:00〜
場所:オリックス劇場(大阪市西区新町1-14-15)
料金:4,500円(全席指定)
電話:0570-200-888(キョードーインフォメーション)

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