SWグッズの仲間入り、南海ラピート

2015.11.22 13:49

車両の右下にはコピーライトが印刷。まるで大きなおもちゃのよう

(写真3枚)

12月18日、いよいよスター・ウォーズ最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開。それに合せてPS4ではゲームの最新作が登場したり、フィギュアなどのグッズ人気も再燃中です。そんななか、まさかの乗れる(!)グッズ、スター・ウォーズのラピート版が登場。そのボディを見ればスター・ウォーズの世界から飛び出してきた感が満載。スター・ウォーズ専門ショップで売られていそうなほど、ハマってるんです。

今回、グッズ色を強く感じた理由のひとつが車体にバンっと貼られたロゴマーク。もともとオモチャ色も強いラピートにこのロゴが入ると普通の広告車両とは違う匂いがどこからか漂ってきます。さらに車体には、ルーカスフィルムの著作権マークを発見! ジョージ・ルーカスにいろんなものを刷り込まれてきた世代としては、この印は特別なもの。そしてこれが身近な南海電車の車体に入るなんて。これはもうラピートは許諾を受けたスター・ウォーズグッズファミリーも同然! なのです(かなり飛躍的な考え方ですが)。その馴染みきっている証拠として、車両の前でライトセーバーを持っている車掌さんたちの違和感はほとんどゼロ。それだけ相性は抜群なのです(これがこうや号ならどうなっていたことか)。

電鉄社員もライトセーバーでポーズ
電鉄社員もライトセーバーでポーズ

ラピートのデザインが宇宙の世界観と相性がいいのは昨年のガンダム・シャアカラーでも実証済み、それが宇宙モノの大御所と結びつくなんて・・・、南海電鉄のチャレンジ精神には関心します。しかも、いい意味でスター・ウォーズに飲み込まれていて、「ラピートのスター・ウォーズラッピング」ではなく、「スター・ウォーズに出てきそうな電車」を完全に演じきっているのです。もちろんラピートのテレビCMもフォース色を全面に押し出したもの。今後はグッズ展開なども企画しているとのことです。南海沿線がどこかの惑星であると想像して、夜の堺工業地帯の夜景などを楽しんでください。

取材・文・写真/谷和之

『特急ラピート「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」号』

※運行ダイヤは公式サイトにて
© & TM Lucasfilm Ltd.

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