京都芸術センターで最後の市民寄席

2015.11.5 08:41

最後の市民寄席で公演を行った桂雀三郎

(写真2枚)

1957年から続き、京都市民に長年愛されている落語会『市民寄席』。長く[京都会館]で行われていたが、2000年より[京都芸術センター 講堂]で開催されてきた。来年1月に[ロームシアター京都(旧京都会館)]がオープンするのに合わせ、馴染みある土地に戻ることになり、[京都芸術センター]での最後の公演が11月4日に行われた。

この日、高座は桂雀三郎、桂九雀、笑福亭晃瓶、露の雅の4人がつとめ、終始大勢の観客で埋まった会場をわかせた。若手からベテランまで多彩な顔合わせで人気を集める寄席。所狭しと落語ファンが肩を寄せ合い高座を楽しむ様子は今も健在だ。最後には噺家全員が集まり、観客と一緒に上方締めで締めくくった。

噺家全員と観客で上方締めで締めくくった
噺家全員と観客で上方締めで締めくくった

[ロームシアター京都]のオープンは2016年1月10日、次回『市民寄席』は桂吉の丞、桂きん枝、桂ざこば、笑福亭鶴瓶、桂福団治とそうそうたる面々が高座に立ち、来年1月24日に行われる。

『第329回市民寄席』

日程:2016年1月24日(日)
会場:ロームシアター京都 サウスホール
料金:前売2,000円、当日2,300円(全席指定)
電話:075-746-3355(平日9:00〜17:00)

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