三浦貴大 ダメ男役に「しっくり来た」

2016.1.6 20:35

会見に出席した俳優・三浦貴大(6日・大阪市内)

(写真2枚)

俳優・三浦貴大が主演をつとめる映画『マンガ肉と僕』。本作品で初めて長編を監督した女優・杉野希妃とともに、1月6日に吉本興業本社でおこなわれた記者会見に出席した。

三浦が演じるのは、男に嫌われるために肉を食いまくる同級生・サトミにつけ込まれ、奴隷のように扱われる優柔不断の大学生・ワタベ。「最初に脚本を読んだ段階でしっくり来る部分がたくさんあって。監督にキャラクターについて聞かれたときも、『結構しっくりきてしまっているんで、特にないです』と。ワタベという役に、三浦貴大としてリンクするのがいいのか分からないんですけど(笑)」と、役作りも演技も楽しかったと振り返った。

映画『マンガ肉と僕』の一場面 © 吉本興業
映画『マンガ肉と僕』の一場面 © 吉本興業

どのあたりがリンクする?という記者の質問に、三浦は「撮影の少し前に、小学校の担任の先生に会ったんです。全然覚えてないんですけど、小学校1年のとき、ずっと机の下に隠れてたらしいんですよ。先生がどうしたの?って聞いたら『友だちができない』と答えたらしくって(苦笑)。高校生くらいまで社交的でなくて。もともと持ってるメンタリティが近いんだろうな」と、人付き合いが苦手だった過去が役作りに生きたかもと自己分析した。

映画には、サトミ役の杉野希妃のほか、徳永えり、ちすんの3人の女優が出演しているが、いずれも三浦の演技を絶賛していたという。演出も行った杉野は、「吸収力が半端ない。10%伝えただけで、次のテイクではすべてが修正されている。天性なのか、努力で積み重ねてきたものなのか、人間的に包容力をお持ちの方」と、その才能を高く評した。映画は2月13日より、大阪「シネ・ヌーヴォ」ほかで上映される。

映画『マンガ肉と僕』

2016年2月13日(土)公開
監督:杉野希妃
出演:三浦貴大、杉野希妃、徳永えり、ちすん、ほか
配給:和エンタテイメント、KATSU-do PG-12

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