原作者も行きたい USJ・進撃巨人4D

2016.1.21 17:23

4Dでは新技術を単に使うだけではなく、よりリアルさにこだわるよう打ち合わせを重ねたと語る川窪さん

(写真9枚)

日本を代表するエンターテインメントブランドが結集され、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」で行われているイベント『ユニバーサル・クールジャパン 2016』では、『進撃の巨人・ザ・リアル 4−D』が上演中。先日行われたオープニング・セレモニーに出席したマンガ『進撃の巨人』の担当編集者・川窪慎太郎さんが、原作者の諫山創について語った。

川窪さんとは、デビュー前に諫山が講談社へ原稿を持ち込んだ時からの関係。最初に原稿を見たときからその才能に気づき、まさに二人三脚で『進撃の巨人』を育てた。川窪さんによると、「普段、諫山さんは旅行が好きじゃなくて、東京と地元の大分以外は(旅行に)行った話を聞いたことがない」と驚きの証言を。ところが、「今日は来られなかったんですが、諫山さんも監修段階ですごく見に行きたくてウズウズしているとおっしゃっていて・・・。今回は大阪に行ってみたいと珍しく言っていました」とその重い腰を上げるほど原作者も大きな期待を寄せている。

調査兵団の一員となって、椅子の振動や水、風とともに巨人との戦いを体験できる4−Dアトラクション。立体機動装置を操り、風を切って空を舞う疾走感に加え、間近で巨人と目が合う瞬間には恐怖がひしひしと感じられるほど、絶対的な巨人の強さを目の当たりにするのは、原作者ですらこれまで体験したことのない迫力。

4D体験の前には、調査兵団マークで囲まれた部屋で、戦闘状況の説明を受ける
4D体験の前には、調査兵団マークで囲まれた部屋で、戦闘状況の説明を受ける  © 諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

川窪さんは「漫画から始まって、テレビアニメになり、実写映画にもなって、ゲームにもしていただいて・・・。これ以上楽しむところ無いんじゃないかと、個人的には思っていたんですが、今回のUSJさんの取り組みでまだ楽しめるぞ、まだ噛めば味が出てくるぞということに気付かされました。それだけ素晴らしいものになっていると思います」と話した。イベントは、6月26日まで。

『ユニバーサル・クールジャパン』

期間:2016年1月15日(金)~6月26日(日)
場所:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪市此花区桜島2-1-33)
© 諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

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