贈りたい漢字 大賞は双・汗・骨・壊

2016.1.28 19:21

「家族部門」絆大賞・西銘梅花さんの作品

(写真2枚)

「今年の漢字」でおなじみの「日本漢字能力検定協会」(本部:京都市下京区)が主催する『今、あなたに贈りたい漢字 コンテスト』。3回目を迎える今回、2万を超える全国の応募のなかから、4部門で大賞となる絆大賞が発表された。

「家族部門」は千葉県立袖ヶ浦特別支援学校6年の西銘梅花さんが双子の桜良さんに贈りたい「双」、「夫婦・恋人部門」は鈴木華奈さん(秋田県)が夫に感謝を表した「汗」、「友人・恩人部門」は会社員・山口潤さん(埼玉県)が恩師へのメッセージとなる「骨」、そして、「自分部門」は大阪市立西中学校1年のワニータ・ソフィア・アンジェロ・ペラエスさんの「壊」が絆大賞を獲得。賞状と副賞(5万円相当)が贈られる。

「自分部門」絆大賞・ワニータ・ソフィア・アンジェロ・ペラエスの作品
「自分部門」絆大賞・ワニータ・ソフィア・アンジェロ・ペラエスの作品

審査員長の橋本五郎さん(読売新聞特別編集委員)は、「応募作品はいずれも相手に対する思いやり、やさしさに満ちたものばかり。このコンテストを始めようとした私たちの一番の思いは、自分にとって大切な漢字一文字を通してお互いに慈しみの心を確認すること。みなさんも同じような気持ちで応募していただいていることがわかって、とてもうれしく思いました」とコメントした。

応募は昨年7月10日から10月13日の期間に行われ、応募総数は21,641作品。絆大賞のほか、日本漢字能力検定協会賞、審査員特別賞、ペア応募特別賞、佳作も合わせて発表されている(詳細は公式サイトにて)。

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