レコ大新人演歌歌手 雨の戎橋で熱唱

2016.3.9 21:16

雨のなか、店頭リサイタルを行った演歌歌手・徳永ゆうき

(写真2枚)

大阪市此花区出身の演歌歌手・徳永ゆうき(21歳)が9日、地元の「TSUTAYA EBISUBASHI」で店頭リサイタルを敢行。雨のなか、特技の車掌モノマネを織り交ぜながら、大阪メドレーなどを熱唱した。

『NHKのど自慢』のグランドチャンピオン獲得をきっかけに、2013年にデビューした徳永(キャッチコピーは「日本の孫」)。翌年には『日本レコード大賞』新人賞を受賞し、今年は山田洋次監督の最新作『家族はつらいよ』で役者デビューも果たした演歌界の新鋭だ。この日はあいにくの天気のなか、寅さんの衣裳に身をまとい、まずは店頭のステージで『男はつらいよ』を熱唱。そして、普段は時間の関係上できないという阪神なんば線、JR西日本の車掌モノマネを長尺バージョンで披露。中川礼二ばりの車掌モノマネは、通りすがりのギャルも思わず振り返るほどだった。

21年の歴史を総括した「徳永ゆうき博覧会」コーナーをバックに車掌のポーズ
21年の歴史を総括した「徳永ゆうき博覧会」コーナーをバックに車掌のポーズ

通行人を心をつかんだ徳永はすかさず、『大阪ラプソディー』『かに道楽』『やっぱ好きやねん』『宗右衛門町ブルース』などをメドレーで披露。映画の宣伝も忘れずに、最後は新曲『函館慕情』でしっかりと締めた。その後、会場5階で展開中の「徳永ゆうき博覧会」コーナーへ移動(3月9日〜31日)。囲み取材に応じた徳永は、わずか数十秒ながら「調子のいい鰻屋」役で銀幕デビューしたことについて、「演技力もまだまだですが、『調子のいい』シリーズで出演できたら。調子のいい駅員とかできればうれしいですね」と、趣味を兼ねた役者業にも興味を示した。映画は3月12日に公開、新曲は3月23日に発売される。

『家族はつらいよ』
2016年3月12日(土)公開
監督:山田洋次
出演:橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、ほか
配給:松竹
大阪ステーションシティシネマほかで上映

徳永ゆうき『函館慕情』
2016年3月23日(水)発売
UPCY-5018(CD)/UPSY-5018(カセット) 1,300円

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