関西人の嗜好を研究、セブン新商品

2016.3.31 21:00

大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県の「セブン-イレブン」、「イトーヨーカドー」など合計約2,400店で販売される関西地区限定商品

(写真4枚)

1991年に関西地区に初出店してから25周年を迎えるコンビニ「セブン-イレブン」が3月31日、2016年度の関西地区限定商品を大阪市内で発表した。

4月12日から関西地区で販売されるのは、カスタードクリームをたっぷり包み込んだ「セブンプレミアム クリームパン」118円。関西はパンの消費量が全国的にも高いことから、自社のパン専用工場まで新設するほどの力の入れよう。今回はパン生地をしっとりと仕上げ、たまごの風味が広がるカスタードも自家製だ。クリームは甘すぎず、パンの端まで詰まっているのがうれしい。

ほかにも、これまで昆布を贅沢に使っていたうどんの出汁を見直し、かつおの荒削りや追い鰹を加えることで、さらに風味を向上。新しくなった「すだちぶっかけおろしうどん」350円の出汁は、「20g増量しました。ぜひ飲み干してもらいたい」と西日本プロジェクト・リーダーの宮島利久さんは話した。

2014年に西日本プロジェクトを発足し、地域に根ざした店舗・商品展開を進めるなか、出汁や牛肉、パン、カレーなど関西における食文化の嗜好を研究してきた同社。これまでも、肉じゃがの豚肉を牛肉に変更したり、玉子焼きをだし巻き玉子にしたり、シュークリームにバニラビーンズを使用したり・・・、と様々な商品開発を進めている。

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