名門ホテル、大阪初のPepper導入のワケ

2016.4.28 19:00

© SoftBank Robotics Corp.

(写真2枚)

大阪・中之島の「リーガロイヤルホテル」が4月29日、大阪のホテルで初めて人型ロボット・Pepper(ペッパー)を導入することに。人によるおもてなしが重要となるホテルで、ロボットがどのように生かされていくのだろうか。

1981年に日本で初めて『コンシェルジュ』を導入したり(同ホテル調べ)、デパ地下のようなテイクアウトショップをオープンして『ホテイチ』ブームの先駆けとなったように、常に新しいものを取り入れるのが、リーガロイヤルのDNA。Pepper導入により、サービス人員を減らすことは考えていません。私たちが期待しているのは、増え続ける英語圏以外からのお客さまに対して多言語案内によるサービス充実です。また、お客さまとPepperがコミュニケーションを図ることで、ホテルに新たなエンターテインメント空間を生みだせれば」と語るのは、同ホテルの田辺総支配人。

Pepperは、メインロビーのレストラン案内板近くに在駐。おしゃべりと胸のタッチパネルで、レストランの営業時間や店の特徴を紹介したり、大阪の観光地までのナビをするのが主な仕事に。また、同ホテルに関するクイズやミニゲームで一緒に遊べるようになるそうだ。

初出動する4月29日は、メインロビーにて11時からPepper配属式、また5月5日には、10時半からPepperとのゲームで勝つと食事券が当たるこどもの日イベントも開催(小学生以下限定)。今後は英語や中国語など多言語案内など、随時業務内容も進化していく予定。

取材・文/浅野はるか

リーガロイヤルホテルのロビーでPepperが常駐予定
リーガロイヤルホテルのロビーでPepperが常駐予定

※ソフトバンクロボティクスのPepperを活用し、株式会社ロイヤルホテルが独自に実施しているものです。

『リーガロイヤルホテル』

期間:2016年4月29日(金・祝)11:00~
場所:リーガロイヤルホテル(大阪)1Fメインロビー(大阪市北区中之島5-3-68)
電話:06-64448-1121

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