河瀬監督、京都で映像個展25作品

2016.4.4 19:00

劇映画に心血を注ぐなか、日常のリアルな体験を記録してきた、河瀬監督のライフワークでもあるドキュメンタリー作品、25作を一挙上映

(写真1枚)

京都・麩屋町五条の「ルーメンギャラリー」(京都市下京区)で、4月4日から17日まで、河瀬直美監督のドキュメンタリー作品全25作が一挙に上映される。

最近では、映画『あん』で、樹木希林が日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得したことでも、記憶に新しい河瀬監督。ドキュメンタリー作品には、是枝裕和監督との映像書簡『現しよ』(1996年)や、生まれてくる命にそれぞれの事情がありながらも、あるがままに出産と向き合う女性たちの美しい姿を描いた感動作『玄牝(げんぴん)』など。

1997年から2009年にカンヌ国際映画祭で数々の賞を受賞し、2015年にはフランス芸術文化勲章シュヴァリエ章を日本人女性映画監督として初めて受章。ドキュメンタリーの全ラインアップが上映されるのは、関西では初めてだ。この映像展は今後、6月にニューヨーク近代美術館や、2017年にパリのポンピドゥセンター近代美術館でも開催が予定されている。

4月10日には河瀬直美監督のトークショーも予定。貴重な機会を見逃さないで。

『河瀬直美映像個展』

期間:2016年4月4日(月)〜17日(日)
時間:18:30〜(土・日曜は13:30〜)※期間中無休 ※各日13:00〜入場整理券発行 ※各回とも定員50名程度。整理券順優先 ※河瀬監督トークショーは、4/10の15:30〜(無料)
会場:ルーメンギャラリー(京都市下京区下鱗形町543 有鱗文化会館2F)
料金:1プログラム1,000円、3プログラム2,500円、全プログラムフリー6,000円 ※予約、問い合わせは公式サイトにて

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