ボウイの在りし姿、京都で爆音上映

2016.5.7 17:00

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(写真1枚)

音楽ライブ用の音響セッティングで極上の映画体験ができる「爆音映画祭」。5月19日・20日、今年1月に急逝したデヴィッド・ボウイをフィーチャーした特集上映が同志社大学寒梅館ハーディーホール(京都市上京区)で開催される。

70年代初頭よりグラム・ロックの代表的アーティストとして地位を確立、1983年の『レッツ・ダンス』が全英1位というメガ・ヒットを記録したしたデヴィッド・ボウイ。80年代には大島渚監督の映画『戦場のメリー・クリスマス』に出演するなど俳優としても活躍し、常に変化と進化をし続けた。

今回上映されるのは、ボウイ初主演のSF映画『地球に落ちてきた男』(1976年)。タイトル通り、ボウイが宇宙人を演じる本作は、前衛アート系の映画監督ニコラス・ローグが制作した伝説のカルト映画だ。地球人離れした彼のビジュアルのインパクトが強く、展開が複雑で理解しがたい内容から「デヴィッド・ボウイ以外見るところなし」とまでいわれた。

このほか、ボウイを彷彿させるグラム・ロッカーが主役の『きっとここが帰る場所』(2011年)や、彼との共演シーンも見られる英ロックバンドのドキュメンタリー作品『すべての若き野郎ども/モット・ザ・フープル』(2011年)も上映する。独自のカリスマ性で世界中から人気を集めてきた永遠のロックスターが動く姿を、大画面で見られる貴重な機会。『地球に落ちてきた男』は両日18:30〜上映。一般1,800円、学生1,300円。

文/ヤマザキムツミ

『爆音映画祭 in 京都』

日程:2016年5月19日(木)・20日(金)
会場:同志社大学寒梅館ハーディーホール(京都市上京区御所八幡町103)
料金:一般1,800円、学生1,300円、ほか ※作品により異なる
電話:075-251-3270(同志社大学今出川校地学生支援課)

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