水都大阪アクアスロンに150人が参加

2016.6.7 19:00

コースには万が一体調不良になった人やアクシデントに十分に対応できるようライフセーバーやドクターも配置される万全の態勢

(写真4枚)

大阪の都心を泳いで走る『2016水都大阪アクアスロン大阪城大会』が5日、大阪城公園一帯で開催。当日は雨天にも関わらず、タフなアスリートたち約150人が一同に速さを競った。

このイベントは、水都大阪の新名所「桜ノ宮ビーチ(大阪ふれあいの水辺)」から「毛馬桜之宮公園」に沿って泳ぐスイム1.1kmと、大阪城のラン10kmの合計タイムで順位づけされる。雨で気温が下がったこの日、最年少は18歳、最高齢は79歳の参加者たちがカテゴリー別に分かれて大川に飛び込んだ。

大阪城公園のコースでは観光客ら沿道の声援に応えるシーンも
大阪城公園のコースでは観光客ら沿道の声援に応えるシーンも

ゲスト・アスリートには、北京五輪日本代表で現役トライアスリートとして活躍する北京五輪日本代表の山本良介選手と2012年アジアカップ大阪大会優勝の下村幸平(ボーマレーシング・セノビック)選手が参加。無駄のない美しいフォームで泳ぐ山本選手の後を追いかけ、昨年に引き続き2年連続で優勝したのは澤瀉(おもだか)大樹さん。「日本選手権に出場し、山本さんと競いたい」というインタビューを受け、山本選手が真剣にアドバイスするシーンも見られた。

優勝した澤瀉大樹さんと武友麻衣さん
優勝した澤瀉大樹さんと武友麻衣さん

女子の部ではトライアスロンスクールを開催するスポーツサイクルショップ「ベックオン」勤務の武友麻衣さんが優勝。小柄ながらもパワフルな走りで周囲を驚かせた武友さんは「スイムが苦手だったがランで挽回できました。午前中で終わったのでこれから出勤します!」とタフなコメント。トライアスリートが一同に集まったこのイベント、参加者の次なる目標は、7月10日の『大阪トライアスロン舞洲大会』だそう。

取材・文・写真/岡田由佳子

『2016水都大阪アクアスロン大阪城大会』

日時:2016年6月5日(日)
会場:大阪市都島区/中央区

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