吹田の集会所で、食と雑貨「団地の市」

2016.6.13 17:23

昨年は12月に開催されて、堺の「ニコノパン」は行列ができるほど人気に

(写真4枚)

大阪・千里ニュータウンに位置する「千里青山団地」(大阪府吹田市)の集会所で、食と本と雑貨が一堂に楽しめる『団地の市』が6月18日に開催される。

「ここの団地は緑が多くて気持もいいところ、しかし普段ではなかなか訪れることがないと思うので、きっかけ作りになれれば。団地好き、参加店舗目当て、クリエイターたちとの触れあいの場、いろんな目線で楽しんでほしい」と、企画を担当する古本&雑貨店「FOLK old book store(フォークオールドブックストア)」(大阪市中央区)の店主・吉村祥さん。昨年の12月に第1回目を行い、今回はさらにパワーアップして、パン、コーヒー、本屋などの出店店舗がほぼ倍に。

昨年は1階が会場だったが、今回は2階に。本屋も数多く揃う
昨年は1階が会場だったが、今回は2階に。本屋も数多く揃う

「そんなに大きなイベントではないので、ピンポイントで楽しめるものを」と企画した「ゆかいなブローチ市」では、木彫りのものや、80’s風のイラストレーターなど若手作家を中心にユーモラスなアイテムが揃うそう。ほかにも、つき山いくよさんと作るブローチワークショップ、yamyamさんと団地でスケッチ大会といったイベント、イラストレーター・スケラッコさんの似顔絵、ベートルズ弾き語りライブ(投げ銭制)と、いろんなカルチャーが楽しめるようになっている。

会場となる青山台文庫。いっぱい並ぶ絵本と、大きな窓が特徴の部屋
会場となる青山台文庫。いっぱい並ぶ絵本と、大きな窓が特徴の部屋

また注目したいのは今回の会場でもある、壁一面に絵本が並ぶ「青山台文庫」だ。「青山台文庫というのは、もともと自宅で子どもたちに向けて絵本を開放されていた正置友子さんの活動。それを今も、継続してこの集会所で行われているというのも面白いと思いまして。この日は貸し出しは行っていないのですが、こういう場所があるということも知ってもらいたい」と、自身の本屋も含めて6軒ものバラエティ豊かな本屋が揃っているので、読書心も刺激されるイベントとなりそうだ。

店舗:Appleの発音、アンヅ、IJIRI COFFEE、cagom.、JulyBooks/七月書房、トゥールズ大阪梅田店、トンカ書店、ニコノパン、ハニカムブックス、FOLK old book store、ホホホ座、ホホホ座 西田辺
イラストレーター・作家:北浦和也、神保賢志、スケラッコ、畑口佐知子、Hori b. Goode 紅林、ちえちひろ、つき山いくよ、西淡路希望の家、みのもまりか、yamyam、ユッカ・バッファロー

『団地の市』

日時:2016年6月18日(土)・10:00〜17:00
住所:吹田市青山台2 千里青山台団地 C-42号棟集会所2
料金:入場無料(ワークショップは無料・予約がおすすめ)
電話:06-7172-5980

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