SW展、映画初心者も世界観を体感

2016.7.30 09:00

兵士たちの戦闘シーンなどを再現したジオラマ

(写真9枚)

現在、「あべのハルカス美術館」(大阪市阿倍野区)で開催中の『スター・ウォーズ展』。貴重な展示物やグッズは、映画ファンにとっては当然垂涎ものだが、作品の知識があまりなくても楽しめるポイントをあげてみた。

まず、映画のワンシーンを切り取ったジオラマの数々。大小様々な形状の宇宙船による戦闘シーンや、白い兵隊のストーム・トルーパーや戦闘用ロボットによる地上戦・・・、これらはどれも精巧で、その完成度に驚くとともに、見事に再現された映画の世界観に見入ってしまうはず。

想像力豊かにデザインされた宇宙人が多く登場するのも映画の魅力
想像力豊かにデザインされた宇宙人が多く登場するのも映画の魅力

また、様々なアーティストによって手がけられた絵画にも注目。映画のファンである彼らが、思いおもいの手法でキャラクターや印象的なシーンを描いており、作品にはメッセージも添えられている。多くの人に愛され続ける作品の魅力が、そのメッセージからも伝わるに違いない。

雑誌『タイム』の表紙などを手掛けるイラストレーター、P.F.ペインの「ジャバ・ザ・ハット:高校の同窓会」などユニークな作品が沢山
雑誌『タイム』の表紙などを手掛けるイラストレーター、P.F.ペインの「ジャバ・ザ・ハット:高校の同窓会」などユニークな作品が沢山

そのほか、イベント会場で販売されるグッズも気になるところ。キャラクターが描かれた箸置きや豆皿、湯呑などの陶器、手ぬぐいにこけしなど、和風のアイテムが目立つのが特徴的。フィギュアなど、会場で見かけて愛着わいたキャラクターのグッズにはついつい手が伸びてしまうはずだ。ファンならずとも、足を運べば全編通して映画を観たくなる本展。開催は8月30日まで、料金は1,500円、大高生1,100円、中小生500円。

右から、C-3PO、ヨーダ、ダース・ベイダー、ストーム・トルーパーのこけし、各5,400円
右から、C-3PO、ヨーダ、ダース・ベイダー、ストーム・トルーパーのこけし、各5,400円

『スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。』

期間:2016年7月16日(土)~8月30日(火)・10:00~20:00
会場:あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階)
料金:1,500円、大高生1,100円、中小生500円、未就学児入場無料
電話:06-4399-9050

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