松本零士夫妻のコラボ展、神戸で開催

2016.8.14 08:00

《銀河鉄道999》(水彩画)1994年頃 ©松本零士/《マキの口笛》1960年 ©牧美也子

(写真1枚)

『宇宙戦艦ヤマト』で知られるSF漫画の巨匠・松本零士と、その妻で、ファッション人形「リカちゃん」の初代デザインを監修した漫画家・牧美也子の2人展が、「神戸ゆかりの美術館」(神戸市東灘区)で9月10日から開催される。

かつて松本がアシスタントをしていた漫画家・手塚治虫の家で出会い、1963年に結婚した2人。その後、松本は『宇宙戦艦ヤマト』(1974)や『銀河鉄道999』(1977)などの大ヒット作品を生み出し、牧も少女漫画誌『りぼん』で活躍し、自身が描いたキャラクターがファッション人形「リカちゃん」(1967)のモデルに。その後もレディースコミックを制作するなど幅広く活躍。お互いに影響を与え合いながら、それぞれに時代を切り拓いてきたビッグカップルの貴重な夫婦コラボ展となる。

本展では、2人の合作となる直筆原画、漫画原稿、セル画、出版物、写真資料など約250点を展示。来場者全員に2人のイラストポストカードが配布されるほか、9月11日には松本によるトークショー(事前応募制で9月2日まで)とサイン会(当日先着順)も開催する。

『松本零士・牧美也子 夫婦コラボ展』

期間:2016年9月10日(土)〜11月20日(日)
※月曜(9/19、10/10は開館)、9/20、10/11休
時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
会場:神戸ゆかりの美術館(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)
料金:一般900円、高校・大学生700円、小中学生400円
電話:078-858-1520

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