ダイアモンド☆ユカイ「人生一番の転機」

2016.8.27 09:00

「五十過ぎても挑戦するっていう気持ち、これがロックなんじゃないかな」とダイアモンド ユカイ

(写真3枚)

市村正親、本田美奈子らが出演した1992年の日本初演以来、通算上演回数1,368回を重ねる大ヒットミュージカル『ミス・サイゴン』が、今秋から全国各地で巡演。その大阪公演が、年末から年明けにかけて「梅田芸術劇場メインホール」(大阪市北区)で行われる。フランス系ベトナム人・エンジニアを演じるダイアモンド☆ユカイが、大阪市内で会見を行った。

今回ミュージカル初挑戦となるユカイ。「もう、自分の人生の一番転機ですね。ダイアモンド☆ユカイってなんなんだおまえって思ってる人、結構いると思うんですよ。ロックやってた人が、バラエティに出てきて、大丈夫か?と。それはひとつの転機だったんですけど、今回の挑戦は人生にとって大きい、意味のあるものであるのは間違いない。今回の『ミス・サイゴン』にかけてます」とまで話すユカイ。

「音楽がすばらしいなぁと、どこをとってもすごい曲だなと思ったんですよ」と楽曲の良さを力説するユカイ
「音楽がすばらしいなぁと、どこをとってもすごい曲だなと思ったんですよ」と楽曲の良さを力説するユカイ

前回の公演(2014年)を観劇した際、エンジニアが歌うクライマックスで「雷に打たれちゃった。いままで自分が30年間ロックやってきて表現したかったことが、このミュージカルに詰まってる。歌いたい、表現したいなと思った」と、本公演のオーディションを受けたという。「結局は、自分が作りあげたもの、過去のものとか、全くゼロなんだなって。『ミス・サイゴン』だからこそ自分ができるものがあると信じて、ロックなエンジニアを表現したいという気持ちでいっぱいです。どこまで自分ができるか全く見えてないので、全力を尽くして『ミス・サイゴン』なので最後のつもりでやる」と語った。

ベトナム戦争を舞台に究極の愛が描かれる本作。ユカイは、エンジニア役を市村正親、駒田一とのトリプルキャストで演じる。大阪公演は12月30日〜来年1月15日まで、チケットはS席13,500円ほか、各プレイガイドで9月17日から発売される。

「セリフがほとんどないっていうのが、良いなって思って。セリフしゃべると演技できないのばれちゃうし」とおどけてみせるユカイ
「セリフがほとんどないっていうのが、良いなって思って。セリフしゃべると演技できないのばれちゃうし」とおどけてみせるユカイ

ミュージカル『ミス・サイゴン』

日程:2016年12月30日(金)〜2017年1月15日(日)
会場:梅田芸術劇場 メインホール(大阪市北区茶屋町19-1)
料金:S席13,500円、A席9,500円、B席5,500円、ほか
電話:06-6377-3800(梅田芸術劇場メインホール)

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