上野樹里「トミーズ健さんに会って、100%関西弁に戻った」

2016.9.23 21:03

「30を目前になったからこういう人間味のある役もできるようになったんじゃないか」と話す上野

(写真1枚)

映画『百万円と苦虫女』などを手掛けたタナダユキ監督がメガホンを取った映画『お父さんと伊藤さん』。その先行上映会が23日、大阪市内でおこなわれ、出演の上野樹里と藤竜也が舞台挨拶に登場した。

お父さん役の藤竜也と仲の良い2ショットを見せる上野樹里
お父さん役の藤竜也と仲の良い2ショットを見せる上野樹里

本作は、上野が演じる34歳の彩、同棲する54歳の彼氏・伊藤さん(リリー・フランキー)、藤が演じる74歳になる彩の父、この3人が共同生活をはじめるという物語。映画の魅力を聞かれた上野は、「こういうシチュエーションに遭遇するのかなって、最初思ったんですけれど、3人のセリフのやりとりがすごく面白くて」と話す。

役作りに関しては、「自然体です。役と自分のギャップがないんですよね。カットがかかってもトンカツ食べてたり。ごちそうさまでした、じゃあまた明日って。その帰りにスーパーに寄って、食材買って、家でも彩と同じように夜ごはんを作って。で、余ったものをタッパに詰めて現場に持ってきて食べて・・・とか、そういう普段の生活でやることを普通に過ごしながら、彩を演じていました」と今春入籍した上野は、私生活も匂わせた。

大阪での先行上映会で舞台挨拶をおこなった女優・上野樹里(23日・梅田ブルク7)
大阪での先行上映会で舞台挨拶をおこなった女優・上野樹里(23日・梅田ブルク7)

兵庫県出身の上野が、舞台上で関西弁のイントネーションで話す場面も。「ばりばり関西弁のトミーズ健さんに会ったんですけど、完全に100%関西弁に戻りました。でも、中途半場に丁寧語とかだと、半分ぐらいは関西弁で半分ぐらい標準語って感じになっちゃう・・・。いま私、中途半端ですよね。気持ち悪いでしょうね、聞いてると。申し訳ないですけど、すみません」とうまくスイッチの切り替えがいかない様子だった。映画は10月8日から公開される。

映画『お父さんと伊藤さん』

2016年10月8日(土)公開
監督:タナダユキ
出演:上野樹里、リリーフランキー、藤竜也、ほか
配給:ファントム・フィルム

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