阿佐ヶ谷姉妹「ドレスを脱ぎすてる」

2016.9.27 07:00

「おばさんがおばさんをやってるっていうコントがあまりない」と同年代に向けた笑いを追求する阿佐ヶ谷姉妹の2人

(写真3枚)

歌唱ネタを得意とするお笑い芸人・阿佐ヶ谷姉妹が、10月に結成後初となる単独ライブを開催。9月26日、大阪市内でメンバーの渡辺江里子(姉担当)と木村美穂(妹担当)が会見をおこなった。

コンビ結成は2007年という2人。10年目にしてようやく単独ライブができることについて渡辺は、「始めた年も遅くて、遅咲きみたいなところが・・・、いや、咲いたみたいなこと言っちゃってますが、まだ咲いてもいないぐらい」と自らツッコム場面も。ネタのなかに合唱が入ることからコーラスグループに間違われることもあるというが、音大卒の木村に対して渡辺は「私は、ただのカラオケバカでここまできてしまった」とその歌唱力のバックグラウンドを明かした。

2人は、柄本明、ベンガルらが所属する劇団東京乾電池の研究所在籍中に出会ったといい、当初から「顔が似てるなあ、と思った」と木村(左)
2人は、柄本明、ベンガルらが所属する劇団東京乾電池の研究所在籍中に出会ったといい、当初から「顔が似てるなあ、と思った」と木村(左)

今回のステージは、「1部は歌なしでコントや漫才をやってみたい。2部には歌ネタはもちろん、歌(だけ)も唄わせてもらおうと思っております」とバラエティに富んだ内容になるという。1部では普通のおばさんのコントを5〜6本用意する予定で、「衣裳替えは結構すると思います。少なくとも(いつもの)ピンクのドレスは脱ぎ捨てる」とテレビには映らない一面が見られるとのこと。

会見中、ネタを披露する渡辺江里子(姉担当、右)と木村美穂(妹担当)
会見中、ネタを披露する渡辺江里子(姉担当、右)と木村美穂(妹担当)

東京公演(10月25・26日)は地元阿佐ヶ谷の隣、高円寺での公演となるが、大阪公演(10月31日)の会場は「あべのハルカス」にある「近鉄アート館」(大阪市阿倍野区)。渡辺は、「(大阪のおばちゃんを)地元リサーチして、特別バージョンを取り入れたい」と意気込みを話した。チケットは4000円、各プレイガイドで発売中。

『阿佐ヶ谷姉妹単独ライブ1 産声(うぶごえ)』

日時:2016年10月31日(月)・19:00〜
会場:近鉄アート館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43)
料金:4,000円(全席指定)
電話:06-6622-8802(近鉄アート館)

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