増え続ける応援上映、そのマナーとは?

2016.10.24 17:00

『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の応援上映(写真は大阪・梅田ブルク7での様子)

(写真4枚)

応援上映、三種の神器とは

(1)サイリウム
ペンライトとも呼ばれる「光る棒」。最近は進化も著しく、応援上映で8割の観客が手にしているのが、「キングブレード」というサイリウムです(3,000円前後で、家電量販店などで購入可)。15色のカラーチェンジができ、なんとスマホのアプリと連動。メモリー機能が搭載され、色順など自由自在にカスタマイズ可能。1本でも充分楽しめるが、教会のシーンなどではキングブレードを白に合わせて十字架を作ったりするので、2本以上あるとより楽しめます。また、映画に欠かせない「音楽」は、応援上映の真骨頂。登場するチームのカラーに合わせて「カチカチカチカチ」とボタンを押して色を変え、ライブのように盛り上がりましょう。

(1)サイリウム:教会のシーンになると、一斉にサイリウムで十字架を作る観客
(1)サイリウム:教会のシーンになると、一斉にサイリウムで十字架を作る観客

(2)セリフを描いたうちわ
ジャニーズのコンサートなどでよく見る「デコうちわ」。映画内の名セリフをそのまま文字にするほか、「バーニングして♡」など、あたかも本人が存在しているかのようなメッセージをデコるのが基本。映画『HiGH&LOW THE MOVIE』の場合、「SWORDの祭りは達磨通せや」などの名セリフが多いことや、ツッコミどころが多いことから「劉償って」「琥珀さん我慢して!」などのメッセージも目立ちます。ちなみに、EXILE TRIBEのライブではサイリウムや手作りのうちわは禁止。そのため、デコうちわやサイリウムを振ることができる応援上映は、EXILE TRIBEファンにとっても革命的なのです。

(2)セリフを描いたうちわ:推しキャラのグッズに身を包んで応援に駆けつけたファンたち。常連ファンは推しの色で固定したもう1本・・・のサイリウム3本持ち、と気合い充分だ
(2)セリフを描いたうちわ:推しキャラのグッズに身を包んで応援に駆けつけたファンたち。常連ファンは推しの色で固定したもう1本・・・のサイリウム3本持ち、と気合い充分だ

(3)コスプレ
キャラのお面や、衣裳などなりきりグッズを持参すればするほど、世界観を存分に楽しめるのでおすすめ。完璧なコスプレはちょっと・・・という場合でも、キンプリでは光る薔薇やセロリの食品サンプルなどストーリーに関するアイテム、『HiGH&LOW THE MOVIE』では、達磨一家の法被、鬼邪高校のバンダナ、RUDEBOYSの迷彩服・・・などチームごとにテーマのカラーと服装があるため、そういったポイントを一点身に着けるだけで充分。基本的には自由ですが、着替えなども含め、ほかの人の邪魔や迷惑にならないよう気をつけることが大前提です。

(3)コスプレ:手作りの「達磨一家」の法被とうちわで応援していたファンたち
(3)コスプレ:手作りの「達磨一家」の法被とうちわで映画『HiGH&LOW THE MOVIE』を応援していたファン

結論、応援上映は、映画じゃなくてライブ・・・いや、アトラクションのよう。「声出すのが恥ずかしい」と思う人も多いのですが、周りもガンガン叫ぶので気にすることなく一度叫んでみると、不思議。日常生活で叫ぶことなんてなかなかないので、「なにこれ・・・楽しい!」とストレス発散のような気持ちよさが味わえ、それがヤミツキになってしまうという・・・。日常に刺激を求めている人は、なんらかの自分の中の価値観が変わるので、一度半信半疑でも行ってみては。

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