小林聡美、体育5の運動神経を発揮

2016.11.1 12:01

キレイに年齢を重ねている印象の小林聡美

(写真3枚)

11月10日から「ABCホール」(大阪市福島区)で上演される舞台『あの大鴉、さえも』。出演者の小林聡美と片桐はいりが会見を行った。

9月から各地で上演され、女優3人が体を張って男性を演じるなか、パントマイムを発展させた独創的表現に定評がある小野寺修二の演出により、単なる演技ではないパフォーマンスの面白さが注目されている。6年ぶりの舞台となる小林は、「(演出について)設定以外は演者任せの自由。舞台上でどのように動くかは感覚的な要素が強いです」と話す。久しぶりの舞台となるが、ステージ上の動きは全くブランクを感じさせないようで、共演の片桐は「カラダを動かす大変な舞台なんですけど、彼女は体育の通信簿が5なんで全く問題がないです。私は2だったんですけどね(笑)」と話した。

動くのが好きで体育が5だったという小林聡美(左)に対し、体育が2で運動がつらそうな片桐はいり(28日、大阪市内)
動くのが好きで体育が5だったという小林聡美に対し、体育が2で運動がつらそうな片桐はいり(28日、大阪市内)

この2人が揃うと「なぜか人情喜劇と思われる」と話すが、今回はパントマイムや芸術的な面もある舞台。大阪公演に向けて小林は「リアクションがいい大阪のお客さんがどんな反応をするかすごく楽しみです」と話した。公演は13日まで。チケットは7,800円で、各プレイガイドで発売中。

取材・文/谷知之

舞台『あの大鴉、さえも』

作:竹内銃一郎
上演台本:ノゾエ征爾
演出:小野寺修二
出演:小林聡美、片桐はいり、藤田桃子

日程:2016年11月10日(木)〜13日(日)
会場:ABCホール(大阪市福島区福島1-1-30)
料金:7,800円(全席指定)
電話:0570-200-888(キョードーインフォメーション)

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