Dボウイの大回顧展、映画で再び

2016.12.20 21:00

ドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』© 2016 Cutlure-ville, LLC

(写真2枚)

2013年にイギリス・ロンドンの「ヴィクトリア&アルバート博物館」で開催された、デヴィッド・ボウイの50年の軌跡を追った『デヴィッド・ボウイ・イズ』。全世界で150万人を動員した大回顧展の日本上陸(2017年1月8日)を記念して、そのドキュメンタリー映画が全国で上映されることに。

本作は、「ヴィクトリア&アルバート博物館」でのクロージング・ナイトに撮影され、司会進行役には本展覧会のキュレーターでもあるヴィクトリア・ブロークスとジェフリー・マーシュが担当。ボウイのステージ衣装、歌詞などの創作活動に使われたメモ、ストーリーボード、ダイアリーなど、珍しい貴重な資料や当時の衣装などをカメラとともに巡りながら、その意味合い・背景を興味深く語ってくれる。また、スペシャルゲストとして登場したデザイナー・山本寛斎らが明かすデヴィッド・ボウイとの秘話も収録されている。

山本寛斎が手掛けた有名な「トーキョーポップ」のジャンプスーツも展示 © 2016 Cutlure-ville, LLC
山本寛斎が手掛けた有名な「トーキョーポップ」のジャンプスーツも展示 © 2016 Cutlure-ville, LLC

このドキュメンタリー映画は、2015年に日本でも限定的に上映されたが、その際は1万人以上を動員。改めてデヴィッド・ボウイの人気を高さを知らしめた。権利上の問題から、テレビ放映・ビデオ化は予定がないため、その貴重な映像が観られるのは映画館のみ。関西では、大阪「なんばパークスシネマ」(1月7日から1週間限定)、京都「立誠シネマ」(1月14日から2週間限定)で上映される。

ドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』

監督:ハミッシュ・ハミルトン(BAFTA受賞監督)
出演:ヴィクトリア・ブロークス、ジェフリー・マーシュ
配給:カルチャヴィル
料金:一般1800円、学生1200円
なんばパークスシネマ、立誠シネマにて上映

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