関空発、バニラエアの新・成田線が990円

2016.12.26 18:00

バニラエア代表取締役社長の五島勝也さん(左)と関西エアポートの航空営業部長、小関貴裕さん(右)

(写真1枚)

ANAホールディングスが100%出資する純和製LCCエアラインの「バニラエア」。現在、関西空港からは台北路線のみが運航しているが、2017年2月18日から成田線が、3月18日から函館線が就航すると、先日発表された。

運賃は、関西=成田線が片道3650円〜、関西=函館線が5890円〜。また、12月29日からスタートする発売キャンペーンでは、2017年2月18日〜3月25日の関西=成田線が990円から予約でき、3月18日〜3月25日の関西=函館線は、4980円から予約できる。

バニラエアは、2013年12月20日の就航以来、レジャー・リゾート路線の開拓を目標としてきたが、成田から運行中の台北線、香港線、ホーチミン線で、外国人搭乗客が順調に増加。「北海道や沖縄、関西など、日本国内周遊を希望されるお客様が多く、今回の新路線は、その拡充がねらい」と代表取締役社長の五島勝也さん。

また、バニラエアは、アジア太平洋地域におけるLCCアライアンス「バリューアライアンス」にも加盟。スクート(シンガポール)、チェジュ航空(韓国)、セブパシフィック(フィリピン)、など2016年に8社で設立された、世界最大のLCCアライアンスだ。これにより、シンガポールのチャンギ国際空港をハブ空港にして、20カ国、160都市への乗り継ぎが可能に。2016年11月から、バニラエアの公式サイトでもスクート便の予約が開始されている。

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