ユニークな110銘柄揃う 梅田の日本酒博

2016.12.30 12:00

日本酒をキャラクター化した「日本酒ものがたり」や、イケメン蔵元たちのグラビア写真も

(写真8枚)

近年国内だけでなく、海外でも盛り上がりを見せる「日本酒」を、蔵元のキャラやラベルのデザイン、奇抜なネーミング、クリエイターとのコラボなど、味や製法だけではない「ちょっと変わった」視点で紹介した企画展『日本酒マニアック博II』が、「梅田ロフト」(大阪市北区)で28日から始まっている。

「若い世代に日本酒の魅力を知ってもらいたい」と、会場にはエッセイスト/酒ジャーナリストの葉石かおりさん監修のもと厳選された約110銘柄の日本酒がずらり。「死神」「海風土(シーフード)」「俺の出番」など思わず吹き出してしまうユニークなネーミングのもの、結婚の格言をすき間ないほどずらずらと綴ったもの、肉に合うように作られたものなど、多種多様なマニアック度のあるテーマが設けられ、日本酒のイメージががらっと変わってしまうものばかり。

「俺の出番」「辛口ばっか飲んでんじゃねえよ」など誰かに教えたくなるユニークなネーミングの日本酒が並ぶ
「俺の出番」「辛口ばっか飲んでんじゃねえよ」など誰かに教えたくなるユニークなネーミングの日本酒が並ぶ

そして見逃せないのは、手軽に日本酒が楽しめる「ワンカップ」でおなじみの酒造メーカー「大関」とのコラボレーションで、17人のクリエーターによってデザインされた「デザインワンカップ」(各888円)。『天才バカボン』と『もーれつア太郎』が酒を酌み交わしている赤塚不二夫ワンカップ、楽しく飲む人や早く帰りたいと思いながら飲む人などいろんな人の表情を描いた漫画家・蛭子能収コラボなどここでしか買えないので、お土産にも喜ばれそうだ。

漫画『天才バカボン』で、「大関」が(無断で)登場したひとコマがあったとか。赤塚不二夫コラボワンカップ888円
漫画『天才バカボン』で、「大関」が(無断で)登場したひとコマがあったとか。赤塚不二夫コラボワンカップ888円

会場では期間中、大阪の日本酒の名店「日本酒うさぎ」によるスタンディングBARも登場(1/1と16はBAR休み)し、展示されている一部銘柄をはじめ、20種類の日本酒が飲み比べできたり、1月2日には2016 MISS SAKEによる菊正宗の鏡開き&振舞い酒も(先着200名限定)。初詣の帰りなどに立ち寄ってみては。展示会の入場料は300円で、「日本酒うさぎBAR」飲み比べ付き入場券は800円(3杯)・1200円(5杯)など。期間は2017年1月23日まで。

会場内の「日本酒うさぎ」スタンディングBARは大盛況!(12/28〜30は16:00〜、31は13:00〜18:00など日時は要チェック)
会場内の「日本酒うさぎ」スタンディングBARは大盛況!(12/28〜30は16:00〜、31は13:00〜18:00など日時はホームページで要チェック)

『日本酒マニアック博II』

期間:2016年12月28日(水)〜2017年1月23日(月)
時間:10:30〜21:00(最終日は〜18:00、最終入場は閉場の30分前)※12/31、1/1は〜19:00
会場:ロフトフォーラム(大阪市茶屋町16-7 梅田ロフト5F)
料金:一般300円、小学生以下無料
電話:06-6359-0111(代表)

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