おいしい、たのしい!関西の工場見学2

2017.4.13 12:30

子どもから大人まで、実は誰でも気軽に参加できる「工場見学」。関西にもたくさん実施している企業があるんです。普段、何気なく目にしている、口にしているあの商品は、どのように作られているのか・・・。そのヒミツがつまった工場の内部に潜入、学びながら楽しめる工場見学 Part.2をお届けします。

「おいしい、たのしい!関西の工場見学」Part.1はこちら

●プレミアムな工場見学「サントリー〈天然水のビール工場〉京都ブルワリー」(京都・長岡京市)

京都・長岡京市にある「サントリー〈天然水のビール工場〉京都ブルワリー」では、同社の主力商品である「ザ・プレミアム・モルツ」の製造現場の見学ができます。ガイドさんの丁寧な説明とともに広い工場内をめぐる見学ルートからは、大きな仕込釜や150キロリットルものビールが詰まった貯酒タンク、缶や瓶にビールが充填されていく工程や、梱包された製品がトラックに詰められ出荷されていく様子など、ビール製造の裏側を余すことなく見学できます。原料となる麦芽やホップの香りを体感したり、内部が100度以上になる釜の熱気を感じたり、実際に訪れないとわからない体験がたっぷり。

最後はお楽しみの試飲タイム! 製造工程の流れを学んだ後で飲む「ザ・プレミアム・モルツ」は格別です。ひとり3杯まで試飲OKですが、あまりのおいしさについつい飲みすぎてしまいそう・・・(未成年、ドライバーの方の試飲はソフトドリンクとなります)。春休み、夏休みは混雑が予想されるので、早めの予約がオススメです。(京都府長岡京市調子3-1-1/075-952-2020/入場無料・一部有料セミナーあり)●公式サイト

〜まだまだあります!おいしい、たのしい、関西の工場見学2〜

●見どころ満載、キユーピー神戸工場「オープンキッチン」(神戸市)

50年以上の歴史を誇る、「キユーピー」の工場見学(オープンキッチン)。神戸に誕生した新工場では、最新技術を導入した製造ラインを、案内スタッフの解説とともに間近で見ることができる。1分間で約400本のマヨネーズを充填するマシーンや、巨大なアームでどんどん箱詰めする工程など、見どころ満載。「展示ゾーン」では野菜や卵に関する知識やキユーピーの歴史などを学べ、「食の体験ゾーン」では専用のキッチンでマヨネーズやドレッシングの試食も。(神戸市東灘区深江浜町27-1/入館無料・要予約・5月〜)●公式サイト

●臨場感あふれる編集現場に潜入「神戸新聞社」(神戸市)

ガラス越しに見ることができるのは、広々とした部屋いっぱいにデスクや資料棚が並ぶ「神戸新聞社」の編集局。見学時間は夕刊の編集作業の時間帯で、内勤記者が見出しやレイアウトに知恵をしぼる現場を目の当たりにすることができる。また、編集局だけでなく、神戸市西区の「印刷センター」工場見学では、大型の輪転機による新聞製作現場の見学も可能。(神戸市中央区東川崎町1-5-7/078-362-7110/入場無料・要予約)●公式サイト

●ミニチュア便器製作実演も「TOTO滋賀工場」(滋賀・湖南市)

工場見学は、原料を型に流し込む「成形」工程からスタート。その後、「乾燥」「施釉」を経て、「焼成」の見学へ。最新の製造ラインを使いつつも、「生素地点検」工程などの各重点ポイントで人の目による確認がおこなわれており、快適な暮らしを支えるための徹底した品質管理に脱帽。また、オプションメニューとして、陶器の原料とミニチュアの型を使った工程の一部を間近で見られる「ミニチュア便器製作実演」(約20分・午後のみ、体験品の持ち帰りはできません)も。(滋賀県湖南市朝国1/0748-72-1151/無料・要予約)●公式サイト

  • LINE
  • お気に入り

関連記事関連記事

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

関連記事関連記事

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本