古着屋WEGO、発祥の地・アメ村に復活

2017.4.5 08:00

屋号を「STANDARD BOOK STORE × WEGO」とし、ファッション、カフェ、ブックストアが融合

(写真8枚)

10〜20代の若者から圧倒的に支持され、全国に150店舗以上展開しているアパレルショップ「WEGO(ウィゴー)」が、創業の地である大阪「アメリカ村」(通称アメ村/大阪市中央区西心斎橋付近)の「スタンダードブックストア」の1階に、関西最大級となるヴィンテージオンリーショップを4月1日にオープン。アメリカ村への出店は、2013年に閉店して以来4年ぶり。「古着といえばアメ村」が再び盛り上がりそうな予感だ。

1994年、大阪・アメ村に開店した小さな古着店からスタートした「WEGO」。アメ村は、1970~90年代、ジーンズ、Tシャツ、古着、サーフボードなど日本では入手困難なアイテムをアメリカから輸入販売する店が多く、大阪だけでなく全国から若者が集まる「流行発信地」だったが、2010年代以降はその人気も徐々に低迷、若者が集っていた「WEGO」「ハンジロー」などの古着屋が次々にアメ村から姿を消した。

ところが近年、10代〜20代前半の若者の間で、古着は他の人と被らない、比較的低価格、またショップ店員自体の人気もあり、古着に再び注目が集まっており、アメ村で人気の「グリズリー」「JAM」をはじめ、2月には「フロリダ」といった古着屋も新たにオープンするなど増加。この「WEGO アメリカ村店」のオープンでさらに人気は加速しそうだ。

店内は「90's SPORTS」「SKATE」「VINTAGE GIRLY」などカテゴリー分けも
店内は「90’s SPORTS」「SKATE」「VINTAGE GIRLY」などカテゴリー分けも

店内には、世界中から集めた1点ものアイテムや、トミーヒルフィガーやラルフローレンなど90年代のストリートシーンを熱くしたブランドのヴィンテージアイテムのほか、1990年代からアメ村で人気だったレコードショップ「マンハッタンレコーズ」や、1994年創業の老舗ヴィンテージショップ「BIG MAN」のポップアップショップも展開し、約1万点が揃う。

カルチャー&ライフスタイルブックストア「スタンダードブックストア」の1階に店舗を構え、ファッションだけではなくカフェやブックストアと融合したショップ提案も今後おこなっていく予定とのことで、アメ村のカルチャーが再び盛り上がることを期待したい。

スタンダードアイテムのコーナーには、Tシャツやスポーツブランドのワンポイントスウェット、デニムなどが充実
スタンダードアイテムのコーナーには、Tシャツやスポーツブランドのワンポイントスウェット、デニムなどが充実

「WEGO アメリカ村店」

2017年4月1日(土)オープン
住所:大阪市中央区心斎橋2-2-12 クリスタグランドビル1F
営業:11:00〜21:00

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