松雪泰子「ジュエリーは女性を豊かに」

2017.4.28 20:00

「京都国立近代美術館」に登場した松雪泰子(28日、京都市左京区)

(写真4枚)

「京都国立近代美術館」(京都市左京区)にて、世界5大ハイジュエラーのひとつ「ヴァン クリーフ&アーペル」と京都の伝統工芸の「粋」を紹介する展覧会が4月29日からスタート。そのプレス内覧会が28日におこなわれ、音声ガイドを務めた女優の松雪泰子が登壇した。

シックなドレスにジュエリーを装って登場した松雪。「素晴らしい展示で圧倒されました。ジュエリーは女性を豊かに纏ってくれる芸術品。非常に荘厳で美しい空間が広がってます。私はひとつひとつの作品の物語を知りたいなと感じるんですけど、そのあたりも気になりながらガイドを聞いていただくと、より深く楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」と話した。

同社の歴史や制作技術の変遷をたどる第1セクション
同社の歴史や制作技術の変遷をたどる第1セクション

本展では、同社の歴史や制作技術の変遷が窺えるハイジュエリー約270点を展示するほか、日本の明治・大正期に作られた超絶技巧の工芸作品約70点を展示。同社は1カ国1都市1美術館のみでこの展覧会を開催しており、今年の舞台が日本・京都ということで、この日の内覧会には世界各国から多くの関係者が集まった。同美術館の柳原館長は「ハイジュエリーの横に日本の優れた工芸品が並ぶ空間。フランスの技と日本の技の共演をご堪能いただければと思います」とコメントした。期間は4月29日から8月6日まで。

現在活躍中の日本工芸作家の作品とハイジュエリーのコラボレーションを展示する第3セクション
現在活躍中の日本工芸作家の作品とハイジュエリーのコラボレーションを展示する第3セクション

『技を極める ヴァン クリーフ&アーペル  ハイジュエリーと日本の工芸』

期間:2017年4月29日(祝・土)~8月6日(日) 
時間:9:30~17:00(6月までの金・土曜~20:00、7〜8月の金・土曜〜21:00)※入館は閉館30分前まで 月曜休 ※7/17開館、6/13・7/18休館
会場:京都国立近代美術館(京都市左京区岡崎円勝寺町)
料金:一般1500円、大学生1100円、高校生600円、中学生以下無料
電話:075-761-9900(テレホンサービス)

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